ライチ☆光クラブ

□枯れた蝶
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私はジャイボの良き理解者。そして良き親友。"良き"なのかは別として。

ジャイボとの出会いは小学5年生の頃だった。

私は施設育ちで友達なんて一人もいない、誰からも必要とされなかった。

だから幼く無知な私は施設の教会で首を吊った。
キリストに刃向かうかのように目の前で。

まあそんなことどうって事ない感じな神様。

あっと言う間に私は死ねず、人に見つかった。

だけど小さかった私は身体にかなりの負担がかかったのだろう、様態が悪くなりすぐに町の病院に搬送された。

病院のベッドは妙に冷たく、何故死ねなかったんだ、と追い詰められているような気がした。そんな時、

「また人が死んだの?ホント役立たずだね!きゃは!!」

急に病室の外から男の子の声が聞こえ、我に帰った。

その子のセリフにもびっくりしたがそれ以上にこんな町の病院に子供がいたことに驚いた。
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