黒子のバスケ

□In Those Days
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「俺の全部をあげる、全部愛して。ひななしでは生きていけなくなるぐらいまで支配されたい。」

彼の歪んだ瞳が私を映す。冗談ではないことぐらいわかる。でも彼の言っている事は尋常じゃない。

しかし彼の"支配"という言葉になぜか優越感を覚えた。

鉄平を支配する、私なしでは生きていけなくなるまで。彼の腕を切れば、腕を切れば、腕を切れば、腕ヲ...切レバ.....?

とうとう私も頭がおかしくなったようだ。

「....いいよ、全部私が"支配"してあげる。」

もう鉄平を好きになってしまったんだ。どんな彼でも。離れることはできない。

「ひな....?泣いてるのか?嫌になった....?」



「ううん、嫌になるはずないでしょ。あなたから離れられないことぐらい知ってるくせに。二人で堕ちるところまで、堕ちよう___。」

     ___We can't go back in those days.

    (___私たちはあの頃にもう戻れない。)
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