短話
□約束
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さよならは いつか出逢うための
「約束」
涙は見せないで
歩き出す それぞれの道を進もう
夢を叶えるため
青春学園中等部の卒業式。
桃城「これで手塚部長達とも会う機会、少なくなっちまうんだな…」
海堂「…ああ、そうだな」
「これから第○回青春学園中等部の卒業式を行います。卒業生、入場」
見慣れた先輩の顔を見つける。
やはり普段ふざけている先輩も真面目な顔つきだ。
桃城「本当に卒業しちまうんだなあ…」
「卒業式授与」
「3年1組」
「12番、手塚国光」
手塚「はい」
「3年2組」
「3番、大石秀一郎」
大石「はい!」
「3年4組」
「4番、河村隆」
河村「はい」
「3年6組」
「6番、菊丸英二」
菊丸「はーい!」
「14番、不二周助」
不二「はい」
「3年11組」
「2番、乾貞治」
乾「はい」