侍の王子様

□第四章 四天宝寺-中編
1ページ/7ページ

手塚「では…油断せずに行こう!」
全員「「「おおーっ!」」」

小春「何や外が騒がしいわぁ」
ユウジ「小春の事は俺が守ったるで!安心しいや!」
白石「…まさか!」

手塚「青学だ。中を調べさせて頂く!」
座員「…んな事させへんで!」
数人の座員が刀を振りかぶる。
が手塚に1度で刀を弾かれ、意識を失う。
手塚「任せたぞ」
静宮「了解です」
上崎「はいはい」
偵察班などの非力な部員は怪我した敵の手当てが仕事であった。
手塚「では各自持ち場に向かえ!」

小石川「大変や、皆!青学が乗り込んで来たで!」
白石「…武器を持って散らばれ!あとくれぐれも、金ちゃんと財前を巻き込むんやないで!」
石田「ほな、向かいましょか」
全員「「「おおーっ!」」」

桃城「何でお前となんだよ!」
海堂「それはこっちのセリフだ!」
走りながら喧嘩をする2人。
桃城「…次の角、俺が内側取る!」
海堂「ああ?!阿呆か、譲る訳ねぇだろ!」
桃城「絶対取る!」
海堂「絶対取らせねぇ!」
そして角に差し掛かり。
ユウジ「…敵さんみっけ」
小春「そのようやなぁ」
先に毒が塗られたクナイが2人に向けて投げられた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ