侍の王子様
□第四章 四天宝寺-中編
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手塚「では…油断せずに行こう!」
全員「「「おおーっ!」」」
小春「何や外が騒がしいわぁ」
ユウジ「小春の事は俺が守ったるで!安心しいや!」
白石「…まさか!」
手塚「青学だ。中を調べさせて頂く!」
座員「…んな事させへんで!」
数人の座員が刀を振りかぶる。
が手塚に1度で刀を弾かれ、意識を失う。
手塚「任せたぞ」
静宮「了解です」
上崎「はいはい」
偵察班などの非力な部員は怪我した敵の手当てが仕事であった。
手塚「では各自持ち場に向かえ!」
小石川「大変や、皆!青学が乗り込んで来たで!」
白石「…武器を持って散らばれ!あとくれぐれも、金ちゃんと財前を巻き込むんやないで!」
石田「ほな、向かいましょか」
全員「「「おおーっ!」」」
桃城「何でお前となんだよ!」
海堂「それはこっちのセリフだ!」
走りながら喧嘩をする2人。
桃城「…次の角、俺が内側取る!」
海堂「ああ?!阿呆か、譲る訳ねぇだろ!」
桃城「絶対取る!」
海堂「絶対取らせねぇ!」
そして角に差し掛かり。
ユウジ「…敵さんみっけ」
小春「そのようやなぁ」
先に毒が塗られたクナイが2人に向けて投げられた。