桜の夢
□7枚目
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ーIN新婦控室ー
ハル「はひー!!」
京子「ステキ!」
真奈美『本当に、キレイ…』
佑李「うん!うん!」
新婦控室にいたのは、綺麗なドレスに身を包んだビアンキだった。
ツナ「まじ、キレー…」
ビアンキ「ありがと。私…ずっと6月の花嫁(ジューンブライド)にあこがれてて、リボーンにお願いしたら何度もうなずいてくれて…」
ハル「ジューンブライドいいですーっ」
京子「私も、あこがれるーっ」
佑李「私もー!!」
真奈美『そうね』
ツナ「(へー。6月の花嫁(ジューンブライド)って、そんなにいいんだ…。覚えとこ)」
奈々「リボーン君も隣の控室にいるわよ、会ってきたら?」
ツナ「ん」
真奈美『行こう、ツナ』
ー新郎控室ー
コンコン
ツナ「リボーン?おっ!!こっちも、決まってるー!!」
真奈美『…(偽者…)』
姿は確かに、リボーンだけどモーター音がするし、かすかにオイルの匂いがする…。
ツナ「もげー!!」
真奈美『!』
考え事をしているうちに、いつなまにか話が進んでいた。
ディーノ「誰だ!?何だ、ツナか」
ツナ「ディーノさん!!リボーンが!!リボーンの手が!!」
真奈美『落ち着いて、ツナ。それは、本当のリボーンじゃないから』
ツナ「へ?」
真奈美『どうせ、リボーンがおいていった人形でしょ?』
ディーノ「その通りだ、真奈美。今朝リボーンに祝いの電話をしたら、しらねーって言ってたから。おそらく昼寝中にビアンキがプロポーズして、タイミングよく、うなずいちまったってわけだろ」
ツナ「じゃあ、ビアンキの勘違い!!?」