【サボテンの寿命】
サボテンは普通の植物に比べて成長スピードがかなりゆっくりです。サイクルが遅い為寿命もその分長くなります。

家庭で普通に育てた場合10年〜20年といった所でしょうが、栽培環境を最高の状態で維持すれば100年を越える物もあると聞きます。また、栽培から50年を経過しなければ花が咲かない品種もあるくらいなので、サボテンの寿命は栽培環境や品種によるとは思いますが一般的にかなり長いと言えます。


【サボテンの病気】
サボテンの病気は意外と沢山あります。
まず「菌」によるもの↓

●赤くされ病:根が赤くなって腐る
●黒くされ病:根が黒くなって腐る
●黒班病:サボテンに黒い斑点が付きカビが生えてくる
●すす病:サボテンのトゲにすすのようなカビが生える

次に「虫」による病気↓

●カイガラムシ:小さな貝殻のような虫がサボテンに沢山付く
●ワタムシ:葉の付け根や成長点に白い線のような虫が付く
●ダニ:サボテンに艶がなくなる
●線虫:根に黒いコブのような物ができる
●ナメクジ:花等を食べる

対策としては、通気性を良くして菌の侵入を防いだり市販の薬等を使い害虫を退治しましょう!

【サボテンに適した鉢】
黒のプラスチック鉢がベストです。
サボテンは根が温まると、スクスク成長する性質を持っているので保温性のある黒のプラスチック鉢が一番良いのですが、通気性を重視するならばテラコッタ(素焼き)鉢が良いでしょう。ただ、黒のプラスチック鉢より保温性がないので成長スピードは劣ります。

【インテリア用のサボテンについて】
よくオシャレな雑貨屋さん等で、可愛らしい鉢に入ったサボテンが売られているのを見かけませんか?

確かに可愛くてインテリアとしては最高なのですが、あの手のサボテンは「栽培」する事を前提に作られた物ではなくあくまで「雑貨」として売られている物で「苗」ではありません。

鉢に水を排水する穴が無いですし、何より「化粧砂」と言われるカチコチに固められた砂に植え付けられている為、水が上手く浸透しない上に通気性も悪いですから、その内サボテンが根腐れを起こして枯れてしまいます。

もしも、化粧砂入りのサボテンを買ってしまったのなら千枚通し等でゴリゴリと化粧砂を砕いて(簡単に砕けます)新しい普通の土に植え替えてあげて下さい。正し買った時期が冬場であれば、春なるまで植え替えはせず温かくなってから開始した方が失敗がないかと思われます。(緊急ではない限り)

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ