サボテンを育てる上で最低限押さえておかなければねらないポイントが3つあります。
それは「水」「風」「光」です。
サボテンは元々一部の種類を除いては、乾燥した砂漠地帯や湿度の少ない高山等に分布している為「湿度」には非常に弱く、特に日本の高い湿度はサボテンにとって弱る原因となります。
置場所は年間を通して風通しの良い場所にしましょう。(真冬は除く)
それから、次に大事なのは「光」です。
ご存知の通りサボテンは太陽の光が大好き!
最低でも一日2、3時間は太陽の光が当たる場所に置いてください。室内の暗い場所や、北側の窓辺等はNGです。
次に「水」ですがサボテンは「水やり三年」と言われるくらい、とても水やりに気を使う植物です。
何故なら、時期によっては全く水を与えなくても良いシーズンや、逆にタップリと水を与えなければならないシーズンがあるからです。
↓以下シーズン別水やりの仕方。
【春】
サボテンの生育期です。
天気や気温を見ながら10日に一回くらいのペースで水やりを。(基本的に鉢が完全に乾いてから与えて下さい。)
【梅雨】
サボテンにとっては一番過ごしにくい季節。この時期に水やりをするとサボテンが根腐れを起こす可能性があるので、水は与えず「断水」させて下さい。
【夏】
半休眠期。
月に一度くらいのペースで水やりを。
暑さで鉢が煮えている可能性があるので、水やりは日没を過ぎてからにしましょう。
あまり日射しが強いようなら、簾等を利用して日光を調整しても良いかもしれません。
毛やトゲの少ない品種は「日焼け」を起こす場合があるので。
【秋】
春同様生育期です。
水やりも春と同じように与えて下さい。
【冬】
梅雨同様断水。
しかし、理由は「湿度」ではなく「寒さ」です。寒い時期に水やりをすると、鉢の中で水分が冷えてしまい、根を痛め最悪サボテンを腐らせてしまうからです。必ず温かくなってから水やりをしましょう。
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ざっと書きましたが、こんな感じです。
あと、水の「やり方」ですが霧吹き等でシュッシュと軽くやるのではなく、鉢の底から滴るくらい豪快に与えて下さい。
サボテンの原産地の砂漠では雨季と乾季が完全に分かれており、雨が降らない時は全く降りませんが、降る時は土砂降りの大雨になるので、家でサボテンを育てる時もできるだけそれに近い与え方をしてください。
ちなみにサボテンの生育期が春と秋なのにも理由があり、それは原産地の砂漠が昼と夜でかなり寒暖の差があり、それ故日本の春と秋の昼夜の寒暖の差が心地良いみたいですよ(⌒‐⌒)
※あくまでこの育て方は大まかなやり方を簡単に書いただけです。
おまけに私流のやり方も織り混ぜているので、このやり方が100%正しいというわけではありません。