恐怖のゲーム

□第2章
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……その頃、幸村達は、科学室(?)で作戦を立てていた。…すると、いきなり[ガラララ!!]と誰かが科学室に入ってきた。

高畑「誰だ!?」

『んぁ?あ、高畑舜と何とかと何とかとテニス部の人だ♪こんにちは♪(ニコッ』

幸村「何故僕達がテニス部の人だと分かったの?」

『え〜?会ったことある…つか、私貴方達に虐められてた人物なのに覚えてないの?は?アンタら馬鹿?

と、彩花はニコニコしながら言った。

仁王「水野か。」

『ま、今回は私は貴方達の敵、つまり、貴方達を殺す役割なの。私は。あ…、危ない!!』

すると、彩花は前髪のせいで目の見えない男を助けようとして走り出したが、くさ〜い鬼にその男は捕まってしまい、男は死んだ。

『くさ〜い鬼、久し振りだね。』

く「彩花じゃん、殺られに来たの?笑」

『うん、お前を殺すか(ニッコリ』

く「ごめん!嘘だから凍らそうとしないで!!笑」

幸村「今のうちに逃げよう」

……と、彩花は鬼を捕まえてくれていたのだ。

く「彩花は何のために来たの?笑」

『ん?暇潰し?』

く「そうなの〜?笑」

『うん、そうだよ(ニッコリ』

く「あ!人間が居ない!!もう行くね!!」

『あ、うん、ばいばい♪』

……くさ〜い鬼は人間を追いかけ、彩花は幸村達を探しに行った。

そして、彩花は……幸村達を見つけた。

『ん、居た居た♪良かった♪無事で♪』

仁王「は?さっきは殺すとか言うとったじゃろ」

『え〜…気付いて逃げたんじゃないの?幸村は気付いてたよね。……皆…ごめん!!!!!!』

テニス部「は?」

『セインが…かみまろが…関係ない貴方達まで巻き込んで!!貴方達は私が守るから!!』

切原「別に自分は自分で守れるし」

『は?じゃ、つめた〜い鬼が其処に居るけど自力で頑張って♪(ニッコリ』

ジャッカル「何だ!?此奴」

……其処には、つめた〜いと書かれた鬼が居た。

『つめた〜い鬼、久し振りだね!』

つ「久し振りだな〜、いかんな〜皆に心配をかけては。」

『はーい、分かってまーす。』

つ「で、通してくれんか?」

『ごめんね〜この人達、私の大切な人達なんだよね〜、て事で、早速裏切るわ。"絶対零度 氷結"』

……彩花が地面に手を置くと、鬼がピキピキピキンッと凍った。そして、彩花はその凍った鬼をパキンッと踏みつけ殺した。

『クスッ…死んじゃった♪(黒笑)』

柳「お前…結構怖いな…(汗)」

丸井「てか、凍らすとか化物じゃん!!死ねよお前」

『……へぇ…なーんも変わってないんだ…』

丸井「何がだよ…」

『ぅぅ……ヒクッ…ふぇぇえん(泣)』

仁王「あーあ、ブンちゃんが女の子を泣かせたぜよ」

『ヒクッ…ふぇぇ……セイン…』

彩花が泣いていると、床からズブブブとセイン・カミが出てきた。

全員「!?」

『ふぇぇん……セイン〜(泣)死ねって言われた(泣)』

セイン「Oh……最近は馬鹿が増えてきたんですねぇ〜、知ってます?彩花は本物の神なんですよ」

『……セイン、テニス部は、私が担当で良い?殺す気でいくからさ★』

セイン「良いですよ♪(黒笑)」

『……てことで、テニス部全員は私の敵だよ(ニコッ)あ、セイン、鬼達にも言っといてね♪言わないと、もうセインには手伝わないよ♪』

セイン「わ、分かりました(汗)」

……そう言うと、セインはズブブブと床に沈んでいった。

『あは、久し振りだな〜人殺すの(ニコッ』

真田「人殺しなどたるんどる!!成敗してくれるわ!!」

『……御願い、全員無事で帰って!!御願い!!本当ごめんなさい!!セインやかみまろを止められなくて!!私…神様失格だ……。御願い、兎に角逃げて!!私がその間にかみまろとセインを消すから!!』

柳「……何故お前は俺等を助けるのだ?」

『皆には…笑っていてほしい…。皆には幸せになってほしい。私が出来なかった事をやってほしい。特に柳。』

柳「何故俺だ?」

『一番気に入ってたから?えへ、さて、話は終わり。今は逃げなさい』

彩花はいきなり、冷静になり、キッと睨んだ。

『殺していいの?』

……凛とした声で言うと、全員逃げた。
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