殺し屋
□〜いちわ〜
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……ガサゴソ…
ボクは今、7:00に自分の机の荷物を片付けている。
ガラッ
……この音はテニス部が帰ってきた音だ。
でも、ボクには関係ない。
そう…ボクには関係ないの。
跡「アーン?嘘つき水野…何してやがる」
……ウザイ…
『五月蝿いです。ボクは今片付けをしてるんですよ。』
幸「そう言えば、嘘つき水野は今日E組行きだよね…ザマァ。」
『……ハァ……』
ウザイな…まあ、良いか。今日バラすんだし。
……8:30……
先「おし、HomeRoomを始める…ってまだ居たのか。嘘つき水野」
『チッ…ウザイ。先生、ボクは今日此処を居なくなるので、全てバラそうと思いましてね。』
先「ほぉ…また嘘なんじゃないのか?」
『は?てめぇ…もうそろそろオレキレそうなんだけど。つか、何様?オレより身分が低いくせに何偉そうにしてるわけ?ウザイんで死んでください(激黒笑)』
……フフ…驚いてる驚いてる。
そりゃあそうですよねぇ…
何せ何時も大人しくしてましたから。
目立つのは面倒いから嫌いなんですよ。
ま、別の意味で目立っていましたけど。
不「え…君本当に水野かい?」
『五月蝿いですよ。黙れこのオカマ野郎が。ボクはまあ、性別も偽ってましたから気付かなかったと思いますけど、ボク、女です。』
ボクが女≠セと解れば、全員の心が一致するな〜…
全員「・・・
はぁぁぁぁあ!?」
『五月蝿いですよ。』
財「いや、だって…男…だと…」
『ボクは正真正銘の女ですよ。』
ボクは仮面は外していないが、お面は外した。
そして、黒髪ウィッグを取り、フードも取った。
『ボクは…嫌、私はエンゼル・D・アヤカだ。
私はレアリア王国の王女だ。証拠はこの夜桜だ。この夜桜は世界にたった一つしかない。』
先「……スイマセンデシタァァァァア!」
ズシャーッとスライディング土下座した先生。
www
『ぷ!あははは!!そんな頭下げなくて良いよ。つか、ボクはそうされるのが嫌いだから演技してただけだし。あ、知ったからには敬語とか無しだよ。』
幸「……か、可愛い…」
へ?
可愛い?誰が?
幸「みz……エンゼルさんが可愛い。」
『はい?眼科行ってきなよ。』
全員「嫌、マジ可愛いから!!」
『……可愛いと思った人挙手っ!!』
うわ、全員手を上げたよ…
『うわ、腹立つ。』
全員「何で!?」
『……腹立つから1発…』
全員「辞めてください…」
ぺちっ
近くに居た跡部のおでこにデコピンを喰らわせた。
『デコピンしちゃうよ。(ニコッ』
跡「もうしてるじゃねぇか!!」
『あははは!!めんご!!っと、支度できたし…E組に行くよ。』
ボクはフードとお面を着けて、荷物を持った。
不「え…折角仲良くなったのに…」
『だって…時間が…ねぇ…(苦笑』
もう9時だぜ…baby←
幸「……本当だ。
またね。水野」
『あ、幸村ありがと。此処での名前で呼んでくれて。
他の人も此処での名前で呼んでね!!じゃないとシバくから!!』
全員「了解!!」←
ぷぷ!!了解だってwww
『……じゃあ、またね。皆。ボクは戻ってくるから♪(ニコッ』←一瞬だけお面を外した。
全員「(ドッキューンッ!!!)」
フフ…これから楽しみだな…殺先生か…
〜E組行く途中〜
……つ、疲れた…
遠いよ…
つか、此処…何処?
お面は暑いし…パーカーは暑いし…
?「にゅやっ!?君は誰ですか!?」
『転校生……それで解りますよね?殺先生』
?「き、君が…転校生ですか…」
『何か問題でも?』
?「君!!何故パーカーとお面を!?」
『あ〜〜…火傷の跡とかがあるから見せたくないんですよ〜(ニコニコ』
?「にゅやっ!?そうなんですか!!……では、行きますか。E組へ。」
『そう…ですね。』
流された…。
〜E組…の前に。トイレ♪〜
今火傷の跡が酷いって言っちゃったから、包帯を巻きにきました♪←
包帯を巻いて…今度こそ…E組へ。
包帯は腕や足にも巻いてます。