もしもシリーズ
□もしも性別が逆転してたら
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気持ちのいい朝。
いつもどうりパジャマを脱いで着替えようとする。
「ふぁー。…ん?」
「ぎゃあああああああああ!!!」
朝から家の中に響く叫び声。
慌ただしく駆け下りる階段の音。
ドンっという音と共にリビングのドアが放たれた。
母「どしたの名前。そんな大声出して…」
「お母さん!!!ちょっとこれどういうこと?!?!?!」
そういった名前はパジャマの上を脱ぎ母に見せる。
「私の胸がない!!!元々小さかったのがぺったんこになってる!!!ねえ、どういうことなのねえ!!!」
母「…?あら、ほんとねー。でも、まあいいんじゃないかしら?」
え、何この適当母は。
良くないでしょうが!!!
(はあ、お母さんじゃダメだ。…トイレいこ。)
「……」
「くぁwせdrftgyふじこlp$€%@「」%」%「=?!?!?!」
母「名前ー?煩いわよー?」
(し、下もついてる…チーン)
「や、や、柳さーーーーーーーんんんんん!!!!」
急いで制服に着替えてご飯も食べ、この間5分。奇声を発しながら立海までダッシュで走る。
「やーーーなーーーぎーーーさーーーんんんんんん!!!!」
そのまま部室まで行きドアを勢い良く開ける。
柳「どうしたんだ、そんなに慌てて」
部室には何故か全員が揃っていて、みんなぽかんとしている。
「聞いてください柳さん!いや助けてください柳さんーーー!!!」
柳「わ、わかったからとにかく落ち着け」
✿ ✿ ✿
柳「ほう、それで朝から奇声を発しながら登校してきた、と。」
「一言余計だけどそうなんだよ!んで、助かるんですか柳先輩!!」
柳「(先輩…?)悪いが俺もこのようなことは初めてだ。だがまあ、この間の猫のことを考えればすぐに戻るのではないか?」
幸「名前って最近すぐそういうことに巻き込まれるよね。」
た、たしかに。
猫になったり真田と入れ替わったり…
幸「…もしかして、呪われてるの?」
「ゆ、ゆっきー笑顔で言わないで怖いよ!!」
幸「ふふ、冗談だよ」
柳「まあ、その真実を確かめるにも、今はデータが必要だな。…と、いう事で」
な、なんだろう。今までぽかんとしていた二人以外(ジャッカルは除く)も混じってこっちにジリジリ近付いてくる。
「み、みんな…、どうしたのカナ…?っていうか、て、手の動きがちょっと…あの…」
赤「今の名前先輩は男っすもんね…」
ブ「ああ、つまり俺らは同性なわけだ…」
仁「そういうことぜよ」
お、おーい。
三人とも何言ってるのかな?!
真「うむ。男同士なのだから恥ずかしがることはないぞ、名前。」
「え、さ、真田まで何を言って…」
柳「さあ、名前…」
幸「その服、脱ごうか☆」
「ほ、☆をつけないで!っていうな、く、くるなああああぁぁぁ!」
幸「あっ!!柳生、名前を抑えて!!」
比「かしこまりました…ッ」
「え、柳生さん?まさか紳士の貴方まで…」
比「すみません、名前さん、私も少し興味がありまして…ふふっ」
や、柳生さん、怖いっす…
どっかのドS野郎みたいな外観してますよ今…!
っていうか、捕まった!!
動けない!!
そうだ、かくなる上は…
「ジャッカル…助けてーーー!!」
ジ「名前…すまねぇ。」
「ジャッカルーーーーー!!!」
ああ、見捨てられた。
もう私はおしまいだ…
そもそも、元は私女の子なんだぜ?!
女の子の服を集団で脱がしてもいいと思ってんか、あぁん?!←
R陣「さぁ…始めようか…ニヤッ」
「ひっ、ひぃぃっ…!」