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□chocolateにはご注意を♡
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「‥‥っン‥‥。」
南波刑務所5舎看守室にこぼれ落ちる、艶かしい息遣い。
それは、“鍛練の5舎”主任と呼ばれている悟空 猿門から発せられている。
椅子の上に座っているのも辛いのか、何枚もの書類が散らば出ている机の上に上半身を預けている。
「猿門主任、大丈夫ですか‥‥?」
あまりにも辛そうなその姿に、堪らず声をかける一人の看守。
その声に反応するかのように、机に預けていた上半身を少しだけ持ち上げ、声をかけてくれた看守に、いつもは見せないような可愛らしい笑みを見せる。
「ありがとな‥‥。
心配‥‥、かけてワリィ‥‥。」
そう言って、申し訳なさそうに眉を八の字に寄せる猿門の姿に、看守室から飛び出していく男性看守達。
それに続くように、猿門に声をかけた看守も飛び出していく始末。
その様子を、不思議そうに赤く上気した顔で見つめる猿門。
そんな中、ズボンの中に入れっぱなしになっていた通信機がバイブレーションを始める。
「ひゃんっ!?」
ただ通信機が震えただけで、背中をかけ上がる堪らないほどの快楽。
そんなことは露知らず、今もなお、猿門の太股に振動を与え続ける通信機。
「〜っ!!っふ、あっン‥‥。」
震える手で、何とか通信機を机の上に
取り出す。
(おっ猿チャーン♪
どうどう?俺ちゃんがあげた、媚薬入りのチョコのお・あ・じ♪)