らしく≠ネい奴
□第肆夜 憎悪を弾に・・・恐怖を楯に・・・
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晴蘭「・・・・・・・何のために・・・・・されてる?」
零「・・・・なんだ?」
晴蘭「何の為に託されてると訊いてるの・・・・・・・・・
血薔薇の銃(ブラッディローズ)を何の為に託されてるのかと訊いてるのよ!」
零「・・・・・・・」
晴蘭「貴方はこの学園の守護係でしょ・・・?
人間にとって脅威である吸血鬼・・・・私達≠ェ問題を起こす前に貴方のそれで塵にする。
純血とて同じ、いや・・・純血は何よりも容赦をかける必要はない・・・・
仮に私に、少しでも違和感を感じたら・・・・・・・・・・・・
その瞬間、然るべき対応として撃ち込めば良い・・・・
その全ての吸血鬼に対する憎悪を籠めた弾を・・・忌々しい華の名が付いた銃・・・・血薔薇の銃でこの葡萄雫晴蘭に撃ち込めば良い。
お前が然るべき事とみなしたのなら、純血種殺し≠ニて元老院も貴方を咎めは出来ない。
言われなくてもそうすると思うのなら、
取り乱すことなく、構えてればいいでしょ・・・・・?」
零「・・・・・・そうだな」
ージャキッー
優姫「零っ!」
零「(晴蘭に銃を向け)当然だ・・・・俺は最初から容赦なんてしてない
何時でも片付けてやるよ・・・・・・・・・・・・」
ー吸血鬼ー
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補足!
晴蘭がどうして薔薇を忌々しい華≠ニいったかと言いますと・・・
どうやらルーマニア辺りでは、薔薇には吸血鬼を抑え込む魔力があるらしく、吸血鬼が生まれないように墓地を囲むように薔薇を植えていたという伝承があります。
これはらしく無い%z独自の設定なんですけども・・・・
主人公ちゃんの純血種家の人達は薔薇を忌み嫌っているという設定で把握しといて貰いたいのです!
この設定は後々の物語に深く関わってきますので!かなり重要です!
物語の途中で長文挟んで申し訳ない(-_-)
ではでは次ページへどうぞー!