その他いろいろ
□病院は危険地帯?
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「ヒロさん、少しだけ補給させてもらってもいいですか?周りに誰もいませんし…」
じっとヒロさんの目を見つめると、ヒロさんは頬を赤らめてコクンと頷いてくれた。
ヒロさんを抱きよせて、唇を奪う。舌を入れると、ヒロさんも俺を求めるように舌を絡めてきた。
キスだけでは我慢できなくなって押し倒すと、ヒロさんは慌てて押し返してきた。
「野分…ダメだ。人が来たら…こんなところじゃ嫌だ。」
「すみません。つい…」
残念だけど流石に待合室でこれ以上のことはできない。もう一度ヒロさんをギュッと抱きしめて手を放した。
ヒロさんは俺から離れるとちょっと俯いて考えてから俺の腕を掴んできた。
「野分、まだ時間あるか?」
「これから仮眠を取るところなので、大丈夫ですよ。」
そう答えると、ヒロさんはそっと俺の下半身に手を伸ばして前を開いた。
「ヒロさん?何を…」
「俺がするから、そのままにしてろ。」
ヒロさんは俺の足元に跪くと俺の突起した自身を口に含んで、舌と口を動かし始めた。
「ヒロさん…ダメです。俺、暫く抜いてないんで…」
抵抗してみたけれど、ヒロさんは止める気はないようで、更に吸いつくように口の奥まで含んでいく。
すごく気持ちいい…溜まってたからすぐにイッてしまいそうだ…でも、こんなに早くイクのは男としてプライドが…
必死になって絶えていると、ヒロさんはクチュクチュと音を立てて更に激しく舌を絡めだした。
とても愛おしそうに俺のものを咥えている。ときどき潤んだ目を俺に向けてくるので堪らなくなってしまう。
「うっ…ああーっ…ヒロさん放して…イキそうです…」
身体の力が抜けてヒロさんの口内に白濁が飛び散るのを感じた。
ヒロさんはコクンと小さな音をたててそれを飲み込むと、舐めて綺麗にしてくれた。
「ヒロさん、そんなことしなくても…」
「いいよ。お前、なんか辛そうだったから。」
ヒロさんは俺の足元に跪いたまま心配そうに俺の顔を見つめた。薄らと赤く染まった頬が色っぽくてとても綺麗だ。
俺が見とれていると、ヒロさんは不安そうに聞いてきた。
「ごめん、嫌…だったか?」
「い…いえ!嬉しかったです!ありがとうございました!」
そういいながら、ヒロさんの手を取って俺の隣に座らせてあげると、ヒロさんは俺の背中に手を回してギュッと抱きしめてくれた。
「野分…」
「なんですか?」
「好きだ///」
下を向いてしがみついているヒロさんの顔は見えないけれど、耳まで真っ赤になっていて、ドクンドクンと高鳴る鼓動が伝わってくる。
「俺もヒロさんが好きです。」
誰かに見られてもいいから、もう少しだけヒロさんを抱いていたい。
ヒロさんが愛おしくてたまらなくなって、ヒロさんの顔にそっと手を添えてもう一度、深く深く口づけを交わした。