短編

□あくまでもゲーム
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その日、リンクは乱闘で疲れていたため、早く部屋に戻ろうとしていた。

リンク『ったく、メタナイトもロイも本気になりすぎだっつの。何故か右膝ばかり狙いやがって…』

あちこち痛む体(主に右膝)は悲鳴をあげていて、リンクはもう限界であった。

リンク『はぁ、風呂は明日の朝にして今日は寝るか…』

『い…、ネ…ん…』

リンク『ん??』

階段をおりてる途中に聞こえた声。
気になって声を辿ると、どうやらある部屋で何かやってるようだ。

リンク『ここ、確かネスの部屋…』

そうっと耳を澄ましてみるリンク。
正確にはドアに耳を当てて中に聞き耳を立てた格好であり、端から見たら不審者極まりない。
しかしいつもイタズラで悩まされているネスに対して、何か弱味でも握れたらなぁなんて思っているリンクは何の躊躇いもなく中の声を拾おうとした。

リュカ『ん…ネス、さん…痛い、です…』

ネス『ごめんね…でも我慢してくれなきゃ…もうちょっとなんだ。』

リンク(…………え??アイツ等何やってんの??)

トゥーン『次、リュカ…右手で……やってよ。』

リュカ『えぇ…もう無、理…ん…』

クラウス『ほら…リュカ。痛いかもしれないけどやるしかないんだよ。
大丈夫、まだイケるよ。』

アイク『見てるだけで痛そうだな。もう限界か??』

リンク(トゥーンとクラウス、アイクまでいる…??)

子リン『すごい震えちゃって。』

ネス『子リン、リュカは初めてなんだから優しくしないと。』

ナナ『ふふ。リュカちゃん、次はナナとヤろうよ。』

リンク(ヤる??えっ??なに??)

リュカ『えぇ!!そんな連続とか体持たないって!!ナナはポポと……いたっ…ネスさん、いきなり……そんな風にしたら…』

ネス『今は僕に集中してくれなきゃもっと痛い目見るよ??それに、リュカが僕の足をイヤらしく触ってるからもう押し倒したいくらいだし。』

リュカ『そんなぁ、意地悪言わないでくださいよぉ…』

ピカチュウ『いいから早くやれよ。後がつかえてる。俺だってピチューだってやりたいんだ。』

カービィ『僕もー。』

ネス『ほら、リュカ…』

リュカ『やぁぁぁ!!痛い痛い!!もうストップ!!!!』

リンク『!?』

尋常じゃないほど痛がってるリュカの声と悲鳴を聞いてリンクはネスの部屋に入った。

リンク『お前等何してんだぁぁぁぁぁ!!!!!?????』

リュカ『へっ??』

ネス『あ”??』

アイク『ん??』

驚いたリンクが見たものは















『『『ツイスターゲーム。』』』

リンク『……………………えっ??…』

ネス『だぁかぁらぁ、ツイスターゲーム。』

リンクが入ってきたことにより一時ゲームは中断。
ネスとリュカは台から降り、リュカはやっと痛みに解放され、ホッと息を吐いた。

ネス『何??せっかくリュカと楽しんでたのに……もしかして僕とリュカが公開プレイでもしてると思った??』

リュカとのプレイを邪魔されたネスは少し不機嫌になりながらリンクに問いかける。

リュカ『ネスさん…一応R18になるようなキーワードは言わない方が…』

ネス『大人も子供も、おねーさんもマジなゲームだから。マジ面白いから!!好きな子とやったらこんなに萌えるゲームはないよ!!』

リンク『お前キャラ変わってるぞ!?…ってか、今の若い人でツイスターゲーム知ってる人いるのかよ…』

ネス『そんなの知らないよ。』

リンク『テキトー過ぎるだろ!!』
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