SS

□嫉妬
1ページ/1ページ

〜airi side〜

今日はある番組の収録のために、選抜メンバーが集まっている。
今までの曲のメドレーをする様で、最初の衣装は、懐かしい片想いFinallyのものだ。

この衣装が懐かしいのと、今まで着たことの無い子がいることに盛り上がっていて、楽屋はいつにも増して騒がしい。

私はそんな輪から一歩ひいてパソコンに向かっていた。

だが…

『ちゅり〜!今日も可愛い〜!ちゅー!』

『ちょ、珠理奈さん///』

明音の恋人は私だ。それなのに私を放っておいて、珠理奈さんとイチャイチャ…それもキスまでするとは……

明音に分からせてあげようか、明音の恋人は私だということを。

「明音、ちょっといい?」

驚いた顔の明音の手をひいて楽屋を出る。


そのまま、空いている楽屋に入り、ガチャッと鍵を閉めた。

『…愛李??』

今から何されるか、分かってるくせに

「明音が悪いんだよ?」

そう耳元で囁きながら、ソファーに押し倒す。
それだけで顔が真っ赤になる明音が愛おしい。

シュルッ

衣装のネクタイを解き、明音の手を縛る。

「どう?ネクタイで縛られる感覚は」

収録時間まではまだ時間がある。
それまで、たっぷり明音にお仕置きするとしようか…


END

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ