SS
□嫉妬
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〜airi side〜
今日はある番組の収録のために、選抜メンバーが集まっている。
今までの曲のメドレーをする様で、最初の衣装は、懐かしい片想いFinallyのものだ。
この衣装が懐かしいのと、今まで着たことの無い子がいることに盛り上がっていて、楽屋はいつにも増して騒がしい。
私はそんな輪から一歩ひいてパソコンに向かっていた。
だが…
『ちゅり〜!今日も可愛い〜!ちゅー!』
『ちょ、珠理奈さん///』
明音の恋人は私だ。それなのに私を放っておいて、珠理奈さんとイチャイチャ…それもキスまでするとは……
明音に分からせてあげようか、明音の恋人は私だということを。
「明音、ちょっといい?」
驚いた顔の明音の手をひいて楽屋を出る。
そのまま、空いている楽屋に入り、ガチャッと鍵を閉めた。
『…愛李??』
今から何されるか、分かってるくせに
「明音が悪いんだよ?」
そう耳元で囁きながら、ソファーに押し倒す。
それだけで顔が真っ赤になる明音が愛おしい。
シュルッ
衣装のネクタイを解き、明音の手を縛る。
「どう?ネクタイで縛られる感覚は」
収録時間まではまだ時間がある。
それまで、たっぷり明音にお仕置きするとしようか…
END