ONEPIECE

□次に向けて
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街で買い物をする事になり
久しぶりの地上に足を付けた

いつまでもエースの服借りる訳にはいかないからねぇ…
てか…コイツの服ほぼ肌けるんだよ!
普通のTシャツとか持っとけよ!

まったく…露出魔が…

ま…私も人な事言えないな…

誰に似たんだか…はぁ…





洋服屋に行き何着か選びマルコがお金を払った

「マルコ…すまん…。」

「出世払いまってるよい。それとも…体で払ってくれてもいいよい?」

っと冗談をニヤニヤしながら言うマルコに後ろからイゾウが「やめときな。エースに食われるよ」っとマルコを見て笑った

「間違いねぇよい…ふっ…」

マルコもクスッと笑い

「名無しさんこれはエースが貯めてきた宝から金に変えた金だよい。だから気にしなくていいよい」

「そうなのか…。ちょっと気持ちが楽になったよ」

それから食材を買いに行き
荷物持ちとしてマルコ達が付いてきてくれた

「これと…あとこれ…それと、あれも」

「1回船に戻らないか?」

両手には大量の荷物

「そうだな…そしたら今日は外で食べない?」

「いいよい!じゃ今日は外で飯だな」


一旦船に戻り荷物を置く
名無しさんは荷物から買った服に着替える

「うん…これでよし」
白いTシャツにジーンズ生地の短パン
ロングブーツに黒い皮の手袋

「じゃ行こうか!」

「着替えたのか?」

「いいじゃないか。似合ってるよ」

「ありがとう。何か恥ずかしいな…」

店に入るとほぼ貸切状態になってしまい他の客も「白ひげ海賊団…」「一番隊隊長マルコだ」「海賊だ…」っと居た客もブツブツ言いながら出て行った

「何か…申し訳ないな…」

「あぁ…まぁ、食うか」

「だな…」

メニューを広げ端から端まで頼んでいく
肉から魚…野菜から果物


「うまーい!」
次から次へとお皿が山になっていく


「いつも思ってたけど…この食べっぷりはエースを思い出すねぇ…」

「あぁ…食べたものは何処へ行くんやら」

食事を済まし外へ出る

「はぁー食った食った!」

「また長い航海の出発だ。次の島で名無しさん…お前には船を降りてもらうよい」

「「は?!なんで?!」」

みんなビックリしている
もちろん名無しさんもだ


「言葉が足りなかったな…次の島でトラファルガー・ローと落ち合う約束になってるよい。そこでお別れだ」

「ロー?いつの間にローと…?」

「名無しさんが居なくなるのは寂しいねぇ」

「そうだな…せっかくうまい飯食えてたのに…」

「マルコありがとう…皆ありがとう…。次の島ってどのぐらいでつくの?」

マルコは少し考えたあと
「ひと月ぐらいだな。」

名無しさんは船へ走っていった

皆顔を見合わせ

「寂しいのか?」
「俺らと離れんのが寂しいんじゃねぇ?」

っと皆が船に戻りマルコ達は名無しさんを探すと調理場から音がして中をのぞくと名無しさんの姿があった

「何してんだ?」
「腹減ったのかな?」
「さっきあんなに食ったんだぞ?」

っとコソコソ話をしてると、マルコが中に入っていった

マルコが入ってきた事に気づき名無しさんは手を止めた

「あ、マルコ!私が居なくなっても困らないようにね今日からちょっとずつ保存料理作っておくから!ちゃんと食べてよね」

「ぬかりねぇな。ありがてぇよい」

扉の前ではクルー立ちが涙を流していたのは言うまでもない
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