ONEPIECE

□父親の血
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ここにきて何日たったんだ?
そう言えばローに怒られちゃうなぁ
でも自分から来たわけじゃないし…あのクソクマ野郎のせいだし…

はぁ…

空を見上げるとニュース・クーが真上を飛んでいた

「あ、ニュース・クー!新聞ちょーだい!」

ニュース・クーは新聞を名無しさんに向かって落とした

「ありがとう!」

ニュース・クーが海の方へ行ったのを確認して新聞に目を通す


「最近の事なんか全然わかんねぇな…って!これ…私の手配書?!」

新聞の間には手配書が1枚挟んであった
ポートガス・D・名無しさんと書いてある
名前の下には7000万ベリーの文字が


「な…7000万ベリー?!私何した?!手配書になるようなこと…何で?!しかも名前までバレてるとか!どゆこと?!」

手配書と新聞を持ちルフィとハンコックのとこへ急いだ


部屋ではハンコックがルフィの洋服を仕立ててるようだ

暇そうにルフィは頬を膨らませながら、どっかのお人形のように色んな生地を当てられている


「なぁ!見てよ!」

手配書を2人に見せる

「手配書?!名無しさん何したんだ?!」

ルフィはびっくりした顔から一変しゲラゲラと笑い出した

「笑うな!」

ゴンッとルフィの頭を殴り
手配書を改めて見る

「いってぇ…」

「ルフィのお姉様だからとか?…」

っと何とも可愛らしい馬鹿げてる事を言い出すハンコック

「…身に覚えがないしなぁ…」

腕を組考えていると新聞を落としてしまった

それを拾うハンコックの手が止まった


「どうした?腰やっちゃった?二ョン婆ちゃんじゃないんだから…ん?」

新聞にはエースの名前と処刑の文字が見えた

それを拾い広げるとやはり

「これって…」

ポートガス・D・エース公開処刑と書かれている


ルフィを見るとルフィも新聞を見て固まっている

「…インペルダウンに行くぞルフィ」

「あぁ!」

新聞をグシャリッと丸めるとゴミ箱に捨てた

「むりじゃ!インペルダウンは入ったら出れない…入ることさえできんのだ!」

「私達はエースの兄弟…見捨てられない。止めても行くよ?」

ハンコックは肩を落とし

「わかった。でわ、わらわも行く!一応七武海だからな…少しは役に立つかも知れないからの」

「ハンコック!ありがとな!」

っとルフィがニシシっと笑って見せた

「ルフィ…あぁ…わらわはルフィの為なら何だってする!」

ハンコックは壁に向かい呪文のようにルフィと繰り返している

「とりあえず…ハンコックがインペルダウンまで連れてってくれるが…そこからエースを連れ出すかだな…」

「俺と名無しさんが居れば大丈夫だ!」

「いゃ…流石に海軍とか出てきたら面倒だ…相手はエースだし、それなりの壁を揃えてきそうだからな…」

「きっと大丈夫だ!絶対エースは助かる!」

「そうだな。ルフィ」

ルフィと準備をしてハンコックが準備をした船に荷物を乗せる

「とりあえずこんなもんだな」

「食料が…多いきが」

「ルフィとお姉様が居るからこのぐらい必要じや!」

二ョン婆が口をはさむがハンコックにはじき返される


「二ョン婆ちゃん!みんな!ありがとうね!ルフィも私も世話になった!また戻ってくるから!」

船から手を振るとみんな手を降ってくれた

「また来てね!」
「料理作って待ってる!」

っと家族のように見送ってくれた
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