ONEPIECE

□なんで…
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ロー達が消えて数日

ドフラミンゴが悪魔の実を受け取る為に島へ向かった
バッファローとベビー5の話によるとそこにコラソンとローが居るんじゃないかっと言っていた



もしかして悪魔の実を奪うために…?


「トレーボル…」

「どーぉした?」

「…受け取る悪魔の実って何なの?」

「オペオペの実って言うらしい」

「それにはどんな能力が?」

トレーボルが話そうとするとドフラミンゴがやって来た

「病気や怪我を治せる」

っとドフラミンゴが呟いた


病気、怪我…間違いない
その島にコラソンとローはいる

「私も降りていい?」

「駄目だ。お前は船に乗ってろ」

「お願いだよ!もしかしたら私の能力が役に立つかも知れないだろ!」


何も言わずドフラミンゴは名無しさんの前から消えた



ドフラミンゴはきっと兄弟とか関係ない
アイツは…あいつの今の目は人をゴミのように見てる目をしている
コラソンが殺される…

どうにかして船を降りてあの2人に合流しなきゃ









島に着くとみんなで島に降りていってしまった


「私1人置いて行くなんて…信用されてんのか?それとも…馬鹿なのか…?でもこれで何も問題なく島に降りれる」


みんなが見えなくなり島へ足を降ろした


寒い…何処に居るんだ



歩いていると人影が見え雪の固まりに隠れ、そっと除くと海軍と思われる兵士が数人見えた


そのまま数分待つと海軍は消えていた



「なんで海軍が?…悪魔の実の存在がバレた?それともファミリーの動きを読まれてる…?」

立ち上がり再び歩き出すとドフラミンゴ達の姿が見えた
空から声が聞こえ見てみると上では、ベビー5がバッファローの上に乗り空を飛んでいる

「バレる…どうしよ…私が使える能力はドフラミンゴの変な糸を出す能力とベビー5の武器が出てくる能力…どれも使えねーぇ!!くっそ…他のファミリーの能力奪っとけばよかった…」

とりあえず一旦雪の固まりに隠れ中をほじくりその中に隠れた

中に入っていると周りの声や音が聞こえない。
今外はどうなってるんだ…


そっと中から指1本突っ込み穴を開けた
そこから外を覗いて見た
真っ白で人がいる感じはない
また違う所に穴を開け覗いた

すると人が1人倒れているのが目に入った
そしてその前には銃を持ったドフラミンゴ


「っ!」

気づいた時には遅かった
何発か分からない
数えれなかった

動こうとしたが足が動かない
震えている、恐怖で



ドフラミンゴ達はコラソンの後ろにある宝箱を持ってその場を去っていた


「コラソン…っ」

震えてる足を前に出しコラソンの元へ向かった
コラソンはまだ意識があるようで名無しさんを見た瞬間目を見開いていた

「コラソン!大丈夫か?!手当しなきゃ…どうしよ…血が…血が止まんねぇ」

傷口を塞ぐが血は地面に広かっていく

「悪かったなぁ…置いてっちまって…」

コラソンは片手を上げ名無しさんの頭にのせた

「しゃべんな!このままじゃ…」

「ローは生きてる…きっとまた会えるだろう…お前も…っ…生きろ…」

「っ…今はしゃべんなよ…コラソン…コラソンも生きてよ…生きてくれよ…っ」

「ちょっと無理だな…俺の能力持ってけ…なんかの役に立つかもしれないからなっ…俺が死ぬ前に早く…」

「バカ言うな!コラソンは死なせない!何とかするから!だからそんなこと言うなよ…」

コラソンは名無しさんの手をとり自分の肌に触れさせた

「これで…オッケー…だ。名無しさん…生きてローと会えよ…愛してるぜ…」

血だらけの手で名無しさんの頬に触れるとスッと手が滑り落ちた


「……コラソン?…なぁ?何寝てんだよ?なぁ…コラソン…久しぶり会えたのに…行かないでよ…」


コラソンの手を握りいつもコラソンが吸っていたタバコをポケットから取り出した


「…これ貰っとくな」

一本火をつけコラソンの隣に置き

残りを自分のポケットにしまった


コラソンの能力で自分の周りを包み
大きな声を出して泣いた
でもその声は誰にも聞こえることは無い
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