刀剣乱舞

□はじめまして。
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1時間ぐらい歩き続けるとやっと森を抜け民家?…ぽい建物が見えてきた

「あれが仕事場です」

どう見ても田舎の農家のおばあちゃん家って感じのデカイ広そうな家が目の前に見えてきた

建物につくと部屋に案内されたが長い道のりの間誰にもすれ違わなかった

「あの、例の刀の擬人化さん達は何処に?」

「今は仕事です。後は内番などで馬小屋や畑、後は手合わせなどで出てますね。」

「そうなんですか」

部屋につき荷物を下ろしオシャレな木彫りのタンスを開け洋服をしまおうとしたら中には着物や帯、袴、が出てきた

「それは私達からのプレゼントです。良かったら着てください」

「ありがとうございます…。働きにきたのに申し訳ないです…」

空いてる空間に持ってきた洋服をしまい立ち上がった


「では今からここに残ってる彼らを呼んで簡単に自己紹介を致しましょう」

「あ、そう言えば貴方の名前は?今更で申し訳ありません…」

「私は名無しとでも呼んでください。」

「ななしさん…?」

「はい。刀剣達もそう呼んでいるので」

「わかりました」

広間に行くと名無しさんが手を叩いた
ソレが響き渡るとドタドタと足音を鳴らし、人の形をした刀達は集まってきた


突然腰に手を回され振り返ると金髪ロングの可愛らしい子が立っていた

「貴方が新しい主さんですね?」

「あ、はい!霧川名無しさんって言います…」

「僕は乱藤四郎!よろしくね!」

「乱藤四郎さんか、よろしくね!藤四郎って…男の子みたいだね」

「僕の事は乱ちゃんって可愛くよんで?あと僕男の子だよ?てゆーかここに居るみんな男子ですよ?」

名無しさんは一旦固まり周りを見渡した

確かにそこには女の子らしき生き物は一人もいない
唯一この乱ちゃんだけが女の子に見えるが…

「え…本当に男の子なの…?」

「うん。あ、確かめます?」

そう言って名無しさんの手を取り自分の胸に手を置かせる

「?!」

「ね?」

無い。まな板だとしてもコレは…


つい下の方に目を動かしてしまった
いゃ、別に変な意味は無い

ただ本当にこの子は男の子なのか?っと言う流れ的なやつで。。。

「あ!主さんのエッチ!」

彼女は…いゃ彼は下を隠すようにして後ろ見向き赤面しながら「べー」っと舌を出した

「ごっごめん!そんなつもりじゃなくて…可愛いから…本当に男の子なのかなって…」

「ほらほら!主様が困っているだろ」

名無しさんが間に入り乱ちゃんの頭を軽く叩いた

「いたっ」

「からかい過ぎだ。この仕事に慣れてないし、お前らが刀って事をさっき知ったんだからな」


すると1人の男が前に出てきた

「私はへし切長谷部と申します。主お世話係をやっています。なんでもおっしゃって下さい」

長谷部は膝をつきお辞儀をした

「え、あ、はい!へし切さん!頭を上げてください!」

私がアワアワしていると少し色気のあり赤がよく似合う、男の子が長谷部を蹴散らすように現れた

「主?着物見た?あれ俺と安定で選んだんだ!」

「はい!見ました!凄く可愛い着物で後で肌に当てて見ようかなって思ってました。ありがとうございます!」

「あ、俺加州清光で安定ってのが今居ないんだけど大和守安定って言って俺と安定は沖田くんの刀ね」

「沖田って…あの新選組の沖田ですか?!」

「うん!」

「すごい…」

「ここに居る刀はみんな、有名所出身だよ」

名無しさんはワクワクして目を光らせた
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