刀剣乱舞

□仕事始めました。。
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台所へ行くともう料理は出来ていた

「光忠さん!これアッチに運べば良いですか?」

「主!え?あ、はい!お願いします!」

「主が…働いている…!?」

歌仙が驚き食器を落としそれを下に落ちる前に拾う光忠

「僕もびっくりしたよ…。」

あの主が…っと言わんばかり二人して手が止まる







机には料理をすべて並べ
箸や小皿を置いていく

フッと短刀達が泥だらけで縁側の外で遊んでいるのが目に入り
呼びに行こうと縁側へ向かった

縁側では小狐丸と三日月が茶を飲みながら短刀達を見ていた

「もうご飯ですよーぉ!」

外に呼びかけると「はーい!」っと元気な声で返事が返ってきた

小狐丸たちも「はーい」っとニコニコと返事をして湯呑みを持ち食卓へ


何だか老人ホームのヘルパーさんにでもなった感覚…
よく考えたら…短刀達も私よりうんっと年上なんだよね…
特に今剣…可愛い弟見たいな感じで触れ合ってきたけど…実際…1000歳以上昔の刀だし…
若い刀で100歳以上…もうひいおばあちゃんとかのレベル!

短刀達の洋服の準備をして、外に設置してあるホースで洗っているであろう短刀達のとこに行くと…皆で水の掛け合いをしていた…

「ちょ!皆!風邪ひいちゃうよ!ほらほら!タオルで早く拭きなさい!!」

タオルで皆を拭いていくと先ほど歌仙が干したであろう洗濯物の一部を取り込む一振り発見…

「何してんの?山姥切くん…」

まぁいつもの事だからなれてきたけど…

「まだそのマントは乾いてないよ?」

「…しってる。あんたからも言ってくれ…これは洗うなって。」

「まぁ…それが大事なのかも知れないけど…毎日とは言わないけど、洗った方がいいよ?汚いし…」

「俺にはこれぐらいがちょうどいいんだ…。」

こりゃ頑固だなぁ…
歌仙さんもいつもたいへんだなぁ…

「これは、主命令です!」

「!」

これをいう時が来るとは…

「…わかった。だが!週1だ。」

「いゃ!3日置き!」

「…わかった…」

山姥切は元あった場所に干し直す

「よく出来ました」

山姥切の頭を撫でてやると照れくさそうにそっぽを向いた

「ご飯だから入ろっか」

コクっと頷き家に入る

「はぁ…本当…さっきは老人ホームかって思ってたけど…今は…幼稚園の先生になった気分…皆年上なのに…」


ため息をつきながら家に入り
部屋に行き座ると光忠がご飯を盛ってくれた

「お疲れ様主。ご飯いっぱいあるからお代わりしてね」


「ありがとうございます」

「皆揃ったな。では頂こう。頂きます!」

「「「いただきまーす!」」」


長谷部の号令で皆箸を取る

食事の時はみんなが集まり楽しい
今日何があったとか、次は何するかとか

今まで経験しなかった事ばかり

ご飯も美味しいし…みんな優しいし

やっと仕事…?にも慣れてきたし
ちょっと楽しいかも。

あとは審神者会議。。だけか…
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