ONEPIECE

□エースは目の前に。
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ルフィとはバラバラになってしまったが、目標はエース1つなので問題はない

「海軍多すぎ…はぁ…体力もたないって…っ!」

素早く腕を銃に変え撃ちまくる


目の前がクラクラする


いや…揺れている


地震…?違う…何だ



周りがざわめき始めた

すると色んなところから声が上がった

「白ひげだ!」

「白ひげの船だぞ!」


白ひげ?エースの所属船か!
振り向くとでっかい人間が立っていた

「俺の可愛い息子は返してもらうぞ」

白ひげが船から声を上げると殺気で肌がピリついた


「これが…白ひげ…エースが認めた船の船長…」

気を取られていると1人の海軍に腕を切られた

気付いたのが早かったからか傷は浅かった

「てぇめ!あぶねぇだろ!」

海軍の刀を奪い首に当てる

「私はまだ死ねないんだよっ」

刀を足に刺しその場を後にした


周りを見ると海軍にまぎれてオカマ達も倒れている

「…みんなありがとう。私達の我が儘聞いてくれて。その命無駄にしないから」


白ひげが来たって事はほぼ安心って感じかな…
確か白ひげの部下には厄介な奴がいっぱい居たよな…

「なら!私はエースを目指すだけ!」

エースは目の前…
だけど手強い相手が邪魔をする…

「一気に倒せる能力とかねぇのかよ…」

エースまであと少しって所でルフィを見つけた

ルフィに近付こうとするとボロボロのルフィは突然叫び出した

「っ!?」

その瞬間体がぐらついた

「な、なんだ…今の…」

周りを見るとオカマや海軍達が倒れ始めた

「おい!大丈夫か!?」

オカマの1人を揺らすが意識が飛んでいる

「気絶か?…なんで?」

「バナァタ大丈夫?…」

「あ、イワちゃん!これは?」

「覇王色の覇気…まさか麦わらボーイが…」

「覇王色の覇気?…それって?」

「色々種類があるんだけど…でも、見るからに使いこなせてはないみたいね…まさか、今発動したのかしら…」

「覇気…とりあえず道ができた!私はエースの所に行くよ!イワちゃん!仲間の事ごめん…でも絶対無駄にはしないから!」

「仲間の事は気にしなっちゃぶる!早く行きなさい!」


「ありがとう!」


イトイトの能力で上に上がると突然目の前には3人の大男が現れた

「こりゃまいっちゃうねぇ…」

「俺らも舐められたもんだ」

「餓鬼か。」

その3人からは殺気を感じた

「誰だか知らねぇけど!通してもらう!」

「いかせねぇよ!」

氷の鳥が何羽も飛んできた

「何だよ!こいつ能力者かよ!」

銃で鳥を撃ち落とし能力の相手に銃を向けると肩に痛みを感じ見ると肩から血が出ていた


「いってぇ…何だ…」

「こりゃこりゃ…君ポートガス・D・エースの兄弟の名無しさんだねぇ?」

「っ…あんた誰だよ!」

「海軍大将とでも言いましょうか…そして、さっき先に攻撃した奴が青雉…そして、下で見上げてるのか…赤犬」

「…海軍…大将…?…」

やばいやばいやばいやばい!
私じゃかつわけない!しかも3人相手とか…!でも、少しでも時間稼げれば!


両腕を刀に変えて走り出した

「私だってっ…やる時はやれんだ!!」

これでもドンキホーテファミリーの時は鍛えられたからね
ただ死ぬだけなんて情けなさすぎだ
死ぬならエース助けて死んでやる!

刀を振り落としてもすり傷すらつかない


「面倒な能力だ…」

青雉が勢いよく飛んでくると名無しさんの足に触れた

するとみるみるうちに触られた所から少しずつ凍り始めた


「っ?!足がっ!」

完全に足が凍ると青雉は名無しさんの腹を勢いよく蹴り白ひげの船の方まで飛んで行った

「ぐはっ?!」



「あらら…飛ばしすぎたか。」

青雉はわざとらしい笑みを浮かべ頭をかいている



飛ばされた名無しさんは白ひげ海賊団に救出され手当を受けていた


「もう…平気だから…」

「いや!骨が何本かイってるぞ!それにこの血の量は危険だ!」

白ひげの医者なのかわからない奴が必死に止めるが名無しさんは血を垂らしながら立ち上がった


確かに骨がイッちゃてるなぁ…まともに歩けねぇ…クソ…エース…!


走行しているうちにエースの処刑が行われそうになっていた

「辞めろ…やめて…よ、エース!」

私は伸ばせるだけ手を伸ばし涙がボロボロ出た顔で地面に崩れた

大きな音と共に処刑台が崩れた

エース…やだよ…死んじゃやだよ



「お前らはいつもいつも言うこと聞かねぇな!まったく!」

崩れた処刑台の煙から炎が燃え上がるとエースとルフィ…そして、、途中で消えた3の奴が降ってきた


「エース!ルフィ!」

さっきまで動けなかった体が嘘のように前へ動き始めた


エース達も気付き名無しさんを見つけるとニッと二人して笑ってみせた

「ルフィ!無事で良かった!エース!良かった…これで…兄弟揃ったな!」

「あぁ!名無しさん、でかくなったな。」

「ふっ…エースも。そんじゃ!やりますか!」

「その怪我で大丈夫なのか?」

「大丈夫大丈夫!さっき見てもらったし!それに…エースとルフィが居れば守ってくれるでしょ?」

ニシシっと笑うとルフィとエースは顔を見合わせニシシっと笑い「おぅ!」と声を揃えた
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