はじめまして、こんにちは。

私はこのブログの更新をしています、おやびんです。

まずは、ご挨拶と共に動物禁止の我が家が猫を飼うきっかけとなったお話をしたいと思います。

少し長くなりますが、どうぞよろしく。



私ども一家は元々7人家族でしたが、祖父を亡くし残る祖母も既に入退院している状態でした。

母は祖母の介護で懸命になりながらも疲弊し、家族内はギスギスしていました。

そして、2013年8月の暑い中。

祖母は病院で親戚一同が揃う中、静かに息を引き取りました。

それからは、葬儀やお通夜等で息つく暇も無く家族は奔走し、やっと落ち着いた頃に心にぽっかりと穴が空いたように家庭内は静まり返りました。

特に母は家に籠もりがちになり、外へ誘っても乗り気ではない状態になっていました。

そんなとき、私が仕事の休憩中に携帯を見ると母からのメールが届いたのです。

そこには、家の駐車場にある魚網から子猫を助けたと言う内容と、ダンボールに入れられた子猫の写真でした。

驚きましたが、長年動物は頑なに飼えないと言われてきた私は、すぐに親猫へ返すだろうと思っていました。

しかし、仕事を終え家に帰ると子猫のもとへ連れて行かれました。

ダンボールに入れられ、細く鳴く子猫。

まともに母乳を飲めなかったのか体は痩せ、魚網から出ようともがいたのか目や首は痛々しい傷跡。

動物を飼ったことがない私達は、マキロンなどで治療を試みましたが、3日経っても良くならず。

幸い慌てて買ってきた猫のウエットフードを食べれたので、ある程度体力が回復した所で病院へ。
獣医から、飲み薬と塗り薬を貰い治療を続けました。

それからヨチヨチ歩きが出来るように回復してから、親猫に飼えそうと何度も対面させました。

しかし、既に人間の手に渡った子猫を受け入れてはくれずに段々寒くなっていきました。

あるべき場所に戻すべきと思いつつ…
家の中にどんどん慣れていく子猫。
芽生えていく愛着。

私達は家族で子猫の処遇を決める時がきていました。

久しぶりに家族で話し合いました。

そして、最終的には私達が家族として迎え入れると言う結末に行き着きました。

日に日に可愛く懐く子猫の存在が、既に皆の中で手放せないものになっていってたからです。

そして、私達は家族になっていきました。
'なっていった'と言うのも
経験不足から勝手が分からず子猫の一挙一動に振り回さるばかりでした。

女の子にも関わらず、やんちゃでやれ壁登り、やれ噛みつき。

しつけするにも一苦労。
傍ら以外とドジな面、純粋な面、喜怒哀楽がハッキリしている面等。

今まで知り得なかった行動に、親近感が湧いたり、笑わせてくれたり。
悲しんでいたり、苦しんでいたりすると寄り添って一緒にいてくれたり。

家族が増えることで変わる環境は、人間も動物もそう変わらないことを身を持って知りました。

そう思うと、今もまだ家族になる途中なのかもしれません。



だいぶ長文になりましたが、私が持てる文章力をフル動員致しました。

最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました。

ブログのほぼ8割は猫の写真なので、もうここまでの長文ないと思います。
安心してください。

気軽に見ていただけたら光栄です。


おやびん

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