♪短編小説置場♪
□†愛に包まれて†
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殿内「なぁ殺さないにしても 初校長がほっとく筈ねーよ」
棗「そりゃそうだろうな… でもレオ兄を救いてー」
殿内「確かレオとは幼なじみなんだよな?」
棗「あぁーそうだ だからレオ兄を救いたいんだよ!!」
そう言って棗は切なげな顔を殿内に向けた…
そんな棗を殿内は思わず抱きしめたのだった
その優しさが素直に嬉しかった棗は暫くは殿内に縋り付き甘えた♡
鳴海「なぁレオ一緒に来ないか? 俺は出来るならお前を救いたい」
レオ「今更何言ってんの?ナル先輩… 俺の事なんてどうでもいいんだろ」
鳴海「今更かもしれないがレオを救いたいんだ… 頼むから一緒に来て欲しい」
レオ「一緒に行ったら何か変わんのかよ!! ナル先輩を殺して俺はボスに認めて貰う」
そう言ってレオは鳴海にズカズカと近づいて行く
殿内は棗と咄嗟に鳴海の前に出て 庇う様にして立っていた
棗は今にも泣きそうな顔で レオを見つめていたのだった
この日結局レオはその儘姿を消したのだった…
鳴海は又改めてレオを説得しようと考えた。
まさかレオが鳴海を殺そうとするとは 思わなかった棗は 精神的ショックで気を失い殿内が優しく抱き締めた…
そして鳴海は殿内と棗と北の森に戻ってきた
殿内は棗を自分の寮へと連れていきベッドに寝かせた
鳴海は幼い棗が精神的ショックで 気を失ったのを見て かなり心が痛んでいた(泣)😢
ペルソナが心配そうに見ているのも気付かずに
これから棗に起こるであろう悲劇を 鳴海もペルソナも知る由もなく…
闇の魔の手が棗に振りかかろうとしていた…
初校長は真っ暗な部屋で1人声を上げ笑っていた 全ては自分の思い通りだからである。
鳴海「レイ… そろそろ行こっか こんな時間だしねー」
ペルソナ「ナル先生、そうだな行こう 既にこんな時間だからな」
そう言って鳴海はペルソナの手を握り 職員寮へと戻って行った
それを微笑ましげに見送る野田っちが居た(笑)
その頃殿内は未だ意識が戻らない棗の頭を優しく撫でていた
それから幾らか経って棗は漸く意識を取り戻して 殿内を見て至極驚いていた👀
無理もないだろう… 此処は高等部寮なのだから
殿内「相当辛かったんだな… 俺の部屋に連れて来たが初等部寮に戻るか?」
棗「当たり前だろ… 迷惑じゃなければ一緒に居ても良いか?」
殿内「ったく余計な事は考えんなよ… 迷惑な訳ねーだろ だから好きなだけ居ろよ」
棗「余計な事じゃねーよ 分かった… なら今は暫く一緒に居たい」
そう言って棗は少しだけ微笑み 殿内に縋り付き甘えた♡
※因みに本CPは鳴海×ペルソナですが サブCPは殿内×棗となります!! 皆様悪しからずww
この先に自分に降り掛かるであろう運命を知らずに…
裏仕事をしてる今の自分を 全て知っても受け入れてくれる殿内の側に居たいと 棗は切に願った