草餅は呻く


◆昔見た夢 続き 

長くなったので分けます。

しかしこの夢、夢を見ている私と夢の中の私の感情はリンクしていないのです。
つまり、所謂憑依という状態になるんでしょうか。視覚や触覚、聴覚は共有しているのですが、身体の所有権は向こうにあり、私は彼女視点のリアルな映画を見ている状態なのです。
それだけでも十二分に悔しいのですが、本当に悔しかったのはこれからです。
この夢の中の私、無気力症候群をこじらせていたらしく、脳内を占めているのが「任務めんでぇ」オンリー。「帰りたい」などとブチブチつぶやきながら下向きっぱなしってお前。
そしてどうも、メインメンバーと関わりがあった様で、遠くから聞こえるのですよ、少年少女の自分を呼ぶ声が!なのに顔上げもしねえ。
痺れを切らしたのか、誰かが近寄ってくる気配に漸く夢の中の私は顔を少しだけあげますが、すぐ下げました。
何故なら彼女は認識したからです。駆け寄ってきたのがナルトだったのを。
どうも彼女、ナルトのテンションだとか騒ぐ声だとかが嫌いらしく、近寄ってきたナルトに見向きもせずに思いっきり舌打ちしやがりました。
夢を見ている私はひじょーに遺憾です。むしろお前顔上げろ、私にナルトを拝ませろ、という勢いでした。

2014/04/30(Wed) 12:36

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