DREAM〜弱ペダ短編〜
□What are you doing!?
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俺は今、ある事が原因で部室に入れなくて困ってンだけど…。
どーにかしてくんナァイ?
『…ひゃ…尽ぱ…///』
尽「大丈夫だから力を抜け。」
『無理だよぉ…や!動かさないで…///』
尽「だが…」
…このまま練習時間が減るのは困ンしナァ…。
これは入るしかネェか…?
いや、でも取り込み中だったら気まず過ぎンダロ。
『っちょ…待って…!///』
尽「先程からそう言って進まないだろう。」
『無理無理!///』
尽「早くせんとフク達が来てしまうぞ。」
確かに…そろそろ福チャン達が来る時間だよナァ…?
福チャンが来ちゃったら…。
…入ってやンヨォ!!←やけくそ
バンッ
靖「テメー等、部室でナニしてん…!」
…アレ??
『…何って…。』
尽「ローラーに乗る練習だが…?」
『やだ!荒北くん、そんな勘違いしてたの!?』
尽「けしからんな!部室でそんな事をする訳ないだろう!」
靖「し、仕方ねぇダロ!///」
あの後、洗いざらい吐かされ、赤っ恥を掻かされた俺。
ロードに乗ってみたいと名無しチャンにせがまれた東堂が「まずはローラーから」と乗せてみた所、思っていた以上に不安定な状態にペダルを漕ぐ事が名無しチャンが出来なくなってしまったらしい。
それでも漕がせようとする東堂と、タンマをかける名無しチャンの戦いが始まった所に俺が来た、という訳だ。
クソ、ンなことなら止めに入ンなきゃ良かった…。
靖「ま、頑張んなヨ。名無しチャン。」
『うん!ありがとう!』
〜数日後〜
『見て見て!乗れるようになったんだよ!』
靖「凄いじゃナァイ!こんな短期間でどうやって練習した訳ェ?」
『…聞かないで。』
靖「ハァ?」
尽「秘密だ!」
尽"騎乗位と同じ要領だな。"
"ひやぁあぁぁぁ!!///"