DREAM〜リボーンシリーズ(雲雀)〜

□雲雀恭弥
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女「えーっ何コレ!?応接室使う委員会がある!ずるい!どこよ!」

男「風紀委員だぞ!」

月に一度の委員長会議。今回の議題は委員会の部屋の割り当て。そこには勿論、風紀委員も参加していた。

意図せずに口から出てしまった言葉に顔面蒼白になる女子生徒。

「はっ!」

すぐに口元を覆って、風紀委員長の顔色を窺う。



恭「何か問題でもある?」



「いえ!ありません!すっ、すいませんヒバリさん!」

恭「じゃ…続けてよ。」

『恭弥くん、他の生徒が怖がっているじゃありませんか。』

名無しさんが、めっ、と注意をしても聞いているのかすら分からない。

そこに違う意見。

「でもおかしくね?応接室を委員会で使うってのは。」

「のっちもそー思う?」

「インボー感じちゃうよ。」

ニヤニヤと雲雀にたてつく三人組。

恭「君達は仲良し委員会?代表は各委員会一人のはずだけど?」

雲雀は三人を挑発する。それに負けじと3人組も言い返した。

「んな事言ったら風紀委員も代表は二人いらなくね?」

「俺もそ―思ってたとこ。」

ピキッ、と名無しさんの横で嫌な音がした。

『恭弥くん、抑えて下さい。』

ここで暴れられては困る。
名無しさんは雲雀に落ち着くよう言い聞かせた。
雲雀も名無しさんの言葉に落ち着いてきていた。
それなのに。

「それに名無しさんさんか弱そーだけど。」

「確かに!」

「風紀守れてるのか不思議だわー。」



ピクッ

『…フフフ。』





「ヒバリにたてついたのが悪いんじゃない。ヒバリの前で群れ、名無しさんさんを怒らせたからこうなったんだ。」
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