DREAM〜リボーンシリーズ(フラン)〜

□第五話
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『ボスー。』

私は片手に資料を持ちながら、ボスの元を訪ねた。

X「名無しさんか、どうした。」

『ちょっと薬品関係で調べ物してたんだけど、分からない言語だったから。ボスなら読めるでしょ?』

そう言って手に持っていた資料を渡した。

X「あぁ…エスペラントか。確かに俺はエスペラント語は分かるが生憎日常会話程度で、専門知識を要する文面までは読めん。」

『そっかー…。』

ボスに読めないなら、スクも読めないだろうし。(何せ、スクに多言語を教えたのはボスだ。)

『他の幹部当たってみる。ありがと。』





『正直ボスで読めないとなると、厳しい気がする。』

スクとレヴィは読めない事確実だろう。

ならば、ルッスとベルとマーモンを当たるしかない。





コンコン

『ルッス居る?』

初めにルッスの部屋を訪ねてみた。

ガチャ

ル「ハ〜イ!名無しさんちゃん、どうかした?」

『ちょっと読んでほしい資料があって…。エスペラント語、分かる?』

ル「あら、ごめんなさいねー。アタシ、エスペラントは…。」

『そっか…。』

ル「ベルちゃんなら読めるんだけど、昨日から任務行っちゃってるのよねー。」

ベル、読めるの!?
自称天才王子は伊達じゃないな。
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