DREAM〜リボーンシリーズ(フラン)〜
□第六話
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べ「IQ計ろーぜ。」
『何、急に。』
ベ「意味なんかねーよ。王子の暇つぶし。」
な、やろーぜ!どーせ王子が一番だけど♪とベルが得意げに言う。
マ「お金をくれるならボクは良いけど。」
レ「俺はやらん。」
ス「オレもやんねーぞぉ。」
べ「あ?別にお前らのIQなんか興味ねーよ。あ、でも名無しさんのIQには興味あるな。」
『私の?』
大広間で薬の実験結果をまとめていた所に話が飛び火してきて、意味が分からない。
べ「王子は名無しさんは初めてここに来た時から、一目置いてんだぜ?じゃなきゃすぐさま切り刻んでる。」
ベルが人の事を褒めた。これは珍しい。
ならば私も、たまにはね?
『でも8歳でヴァリアーに入隊したベルよりもIQが高いとは思えないけど?』
べ「ししっ、当たり前!だって俺王子だもん♪」
うん、少しは私から興味が離れたかな。
じゃあレポートの続きを…
べ「だからIQ計ろうぜ?」
私が動くより早く、首元にナイフを突きつけられた。
ハァ…
『降参。もう勝手にして。』