異世界の放浪者と
□ハジマリノハナシ
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とある世界に、神々が住んでいる。
そこの神々はかなり人間らしく、ましてヒトの姿でもある。
だが…その世界には"人間"は存在しない…
一部の神々が人々から信仰をなかなか得られず、或いはその力を悪用する者がいた。
それを不快に思った神々は創造主に訴え、神とヒトを別々の世界に分けるようにしたのだ。
そんな世界には
創造主から生み出された神々
そして二人だけヒトから転生した神がいた…
一人はハーフエルフの青年
もう一人は歪んだ輪廻の元に生まれた人間の少女
青年は轍ユウサリといい、輪廻を統べる神
少女はユウサリに救われ、後に神になった霜月時雨という闇を光に変える神
そして
少女にだけ、与えられたもうひとつの役割
それが"異世界の放浪者"である――――――
ハジマリノハナシ
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