異世界の放浪者と

□忌み子の青年
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「そういや、アンタの名前は?」
"鬼の子"はぴくりと肩を震わせ固い表情で俺を見てきたが何かを決心したように頷き書き始めた。

そして、そこに書いてあった名前は……―――






















【リヒト=ルーシェトス】









そう書かれていた。






現れた"リヒト"





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