賢者の石
□05
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その日は、グリフィンドールの生徒とすれ違っても、図書室の近くを通っても、ハーマイオニー・グレンジャーの姿をみかけることはなかった。
ハロウィーンのご馳走を食べに大広間に行ったのはよかったが、ミレーユは大切なことを忘れていた。
クィレルがトロールを校内に入れるはいいが、それで大広間じゅうが大混乱になったのである。
寮でもう一度ご馳走にありつけたらいいんだけど...。
そう思いながら、監督生に引率されて寮へ向かった。
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