賢者の石
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もちろんミレーユはその結果を知っていたし、それによって起こる事件も知っていた。
本当にあのルシウスとナルシッサの息子なのか、疑いたくなるような子供っぽい行動だが、まあ子供なのだろう。
ポッター達がすこしかわいそうにも思えるが、助けるつもりはまったくない。
それに、ここでこのイベントが起こらなかったら、『筋書き』通りにはいかないのだ。
「あ、でも1年生は箒を持っちゃいけないんでしょう?
あー、グリフィンドール贔屓の校長が規則を曲げないかぎりは、ね」
やっぱりダフネとは合うかも。
ミレーユはにっこりした。