火之迦具土神

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「…何してんだ?」

檜張りの風呂に膝をつき、浴槽を眺めていた顔をくるりとこちらに向けてくる

「元親、なんでお湯がいっぱいあるの?」

「そりゃ…風呂だからな」

「お風呂って何?」

「…は?」

風呂…しらねぇのか?
カグツチは風呂入ったことねぇのか?

「毎日湯に使ったりするだろ?」

「元親はお湯に入るの?あたしずっと水に入ってたよ?」

「冬もか?」

「うん」

寒くねぇのか…?

「言うよりしてみた方が早ぇだろ」

そこに座れ、と言われて元親に背中を向けて座ったカグツチのすぐ後ろへ腰を降ろした
頭から湯を掛けてやれば暖かいと嬉しそうに言う

長い髪を纏めてやり、背中をごしごし擦ってやる

相変わらず白くて細い体だ

「元親、こっちも?」

背中を擦り終わると元親の視界はカグツチの背中から腹と胸に変わる

「うわっこっち向くな!!」

急いで顔を逸らす元親を不思議そうに見つめる

そうだ。こいつ男と風呂とかそうゆうのとは無縁なんだった…
寧ろ男の体なんて俺が初めてなんじゃ…

そうこう思いを巡らせていると元親の胸元にカグツチの手がなぞられ体がびくっとしてしまった

「元親はなんでこれないの?硬ーい」

視線を戻せばカグツチは元親の膝の間に入り興味深そうに体を見ている

「そ…そりゃ…男と女…だからな」

自分の胸を触って元親の胸を触って違いを面白がっていた
次に腹。
元親の割れた硬い腹とは違い細く柔らかい腹だ
次は…

「このおっきいのなに??」

こいつは本当に素なんだろうがもう煽られて煽られて仕方がない
そこに少し悪戯心が芽生えた

「………知りたいか?」

「これあたしにはないの??」

「あるぜ。そこに寝て足開いてみろ」

こう?と白く細い足を膝を立てて開いた先にはまだ色の薄い割れ目が見え、ごくりと喉を鳴らせた

「ここはな、こうすると気持ちいいんだ」

初めてのことで恥ずかしさ等知らないカグツチは首を傾げるが元親が割れ目近くの突起を舌で転がし始めると背中を仰け反らせ、転がされる度に足を震わせる

「もと…ちかっ…これ何……へん…っ……」

いつもの無邪気な声とは違い切羽詰まったような甲高い声に腰が反応する

それを楽しむように押し潰す様に舌に力を込めてみたり、ゆっくりと突起の周りをころころとなぞる

「はっ…ゃっ……いゃ…へん…なの」

見上げれば涙目で息を荒くして顔を紅潮させるカグツチが見える

その顔やべぇよ

痛いくらい張るそれを早くここに入れてしまいたい
しかし少しずつ慣らしてやらなければ…

「だ…め……だめっ元親っ…それ……あぁッッ」

舌で弄んでいた突起を音を立てて吸ってやれば今までで一番腰を浮かせて仰け反り細かく震える

「気持ちいいか?」

「はぁ…はぁ…わかんな…ぃ」

全く余裕がない切なそうな顔がまたそそる

充分そこは潤っているがまだ我慢だ
カグツチに覆い被さり突起に自分のそそりたつそれの先を当てがい刺激すれば先程達したばかりで敏感なのだろう、悲鳴に近い声で鳴く

「もとっ…ちか!」

耐えきれないといったようでカグツチは元親の背中に腕を回し涙をぽろぽろと溢しながら視線を絡める

「…っ」

なんでこんなに可愛いんだ…

「もとち…か…お腹…ぞわぞわ…する…ど…しよ」

ふるふると震えながらそんなこと言われてはもう我慢できない

「痛かったら辞めるから言えよ」

ゆっくりと潤っている割れ目にあてがい少しずつ腰を進める

「ぅ…お腹…苦し…」

頬を撫でる元親の手のひらに顔を擦り付けるように言えばまた中で大きくなった気がした

「はッ…まだ少ししか入ってねぇよ」

少しずつ出し入れをしてゆっくりゆっくりと慣らしていけば根元近くまでくわえ込んだ

「んっ……も…ちかぁ…もぅ…いっぱい…」

腹はもう元親のでいっぱい
とゆうことだろう。まだあと少し残っている
少し動けばよく反応するところを見つける

「ここ…好きか…」

「ひゃぅッ…だめっ…へんに…あっ」

腰を浮かせたと思えば中できゅうきゅうと締め付けてくる
そんなに弱いところを見つければもっと苛めたくなるのが性だ。

「カグツチ、こっちだ」

せっかく奥まで差し込んだものが抜けないよう、腰を擦り寄せたままカグツチを抱き上げ向かい合うように元親の腰に座らせる

「自分でゆっくり奥までくっつけてみろよ」

元親の肩に両手をついてゆっくりと腰を落としていくと快感からか目をぎゅっと瞑り艶のあるため息が出る


もうやべぇ…でもあと少し…楽しみたい…
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