Too important

□第三訓 ジャンプは時々土曜日に出るから気を付けろ
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そのあと、裏路地らしき場所に入り話していた。

?「お前ら馬鹿デスか?私…スクーターはねられた位じゃ死なないヨ
コレ、奴らに撃たれた傷アル、もうふさがったネ」

銀「お前ご飯にボンドでもかけて食ってんのか?瑞希みたいに」

『お前死ぬか、うん死ね』

銀「ごめんなさい、だから俺の顔の横にあるこの拳をどけてください」

新「なんで殴りつけただけでコンクリートの壁が崩れるんだ…」

銀「まァいいや、大丈夫そうだから俺ら行くわ」

『お大事に』

と言って、原チャリに乗って出発しようとすると

?「お姉さんはここにいるヨロシ」

『え?』

そういう会話をはさんで女の子は出発しているはずの原チャリを片手で止めていた。

『わーお、私みたい』

?「ヤクザに追われてる少女見捨てる大人見たことないネ」

銀「ああ、俺心は少年だからさァ。
それに、この国では原チャリ片手で止める奴を少女とは呼ばん、瑞希ンテンゴリラと呼ぶ、もしくはマウンテンゴリラと呼ぶ」

『オイ、君、ソイツ原チャリごとはるか彼方へ吹っ飛ばせ』

?「よしきた。後でご飯奢ってネ」

『あぁ、山のように食わしてやる』

と恐ろしい話をしているとそこにさっき銃を撃ってきた野郎の仲間らしき奴にみつかった

「おっいたぞォォこっちだァァ‼︎」

と、追ってきたので当然逃げる。

新「ちょっなんなの⁉︎アイツら、ロリコンヤクザ?」

?「何?ポリゴン?」

『違うわよ、小さい子をグッチャグチャにしたいヤクザよ』

「違うわァァァァ‼︎」

?「私…江戸〔ここ〕に来たらマネーつかめる聞いて遠い星からはるばる出稼ぎきたヨ」

と、逃げながら身の上を女の子が話し始めた

?「私のウチめっさビンボー。三食ふりかけご飯。
せめて三食卵かけご飯食べたいアル」

新「いや、あんま変わんないんじゃ」

?「そんなとき奴ら誘われた。ウチで働いてくれたら三食鮭茶漬け食べれるって言われたヨ。
私、それ聞いて飛びついたネ」

新「なんでだよ、せめて三食バラバラのもの食べようよ」

?「私、地球人に比べてちょっぴ頑丈、例外のお姉さん居たケド。
で、奴らの喧嘩ひき受けた。鮭茶漬け毎日サラサラ幸せだたヨ
でも最近仕事内容エスカレーター」

新「いや、エスカレートね」

?「人のキンタマまでとってこい言われるようなったアル」

新「いや、キンタマじゃなくて命〔タマ〕ね、命〔タマ〕」

?「私もう嫌だヨ。
江戸とても怖い所、故郷〔くに〕に帰りたい」

とここまで話した所で銀時が隠れていたゴミ箱の中から顔だけだしてきた

銀「バカだなオメー、この国じゃよォ、パンチパーマの奴と赤い服を着た女の言うことは信じちゃダメよ。信じていいのは、少なくともお前を本当に心配しているくせに何も喋らず珍しく優しい目をしてる女は信じていいと思うぜ」

?「え?」

新「それって…」

『…まァアンタが自分で入り込んだ世界よ、自分でおとし前つけることね』

銀「まったくだな」

?「…うん」

『気をつけなさいね、何かあったら私を訪ねてきなさいよ。気が向いたら助けてあげるわ』

銀時と瑞希は去って行った
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