Too important

□第二訓 ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう
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登「しるかボケェェ‼︎
金がねーなら腎臓なり金玉なり売って、金つくらんかいクソッたりゃー‼︎」

銀「家賃如きでうるせーよウンコババア‼︎
こないだアレ…ビデオ直してやったろ!アレでチャラでいいだろうが‼︎」

登「いいわけねーだろー!五ヶ月分の家賃だぞ‼︎
大体あのビデオまた壊れて「鬼平犯科帳」コンプリート失敗しちまったわい‼︎
結局瑞希に直してもらったよ‼︎」

銀「バカヤロー諦めんな、きっとまた再放送するさ‼︎
瑞希に直してもらったんならいいじゃねーか‼︎
アイツはうちの奴なんだから‼︎」

登「何がうちの奴だい、いつ殺されてもおかしくねーだろーが‼︎まぁ、んなこたァいいから家賃よこせっつーんだよこの天然パーマネント‼︎」

銀「確かにいつ殺されてもおかしくねーが今は仲良いんだよォ‼︎でもって、コラァ、お前に天然パーマの苦しみがわかるか‼︎」

ガラガラ

銀「あ?」

シュッ‼︎

銀「ギャアアアア‼︎なんでだよ⁉︎瑞希‼︎」

新「ハァ〜またやってんのか」

早いもので、僕がここに来て半月。

フリーターから心機一転

あの男のもとで働き始めた僕だが

万事屋なんていかがわしい商売、そう儲かるわけもなく

じり貧の生活は相変わらずだった

そして、瑞希さんは一体何者なのかという疑問も生まれた。

食事を作ってくれるのだが、銀さんの分だけ辛かったり、味が変だったり、寝ているところを起こすとどこから出したのかクナイが飛んできて死にかけたり、ソファで寝てる銀さんを殺そうとしたり。

謎ばかり増えている…

果たして、瑞希さんの事を知らずにそばに居ていいのか。いや、居ていいなら居させてもらいたいのだが…

それと、このままあの男についていっていいものか

銀•新「「‼︎ぎゃああああ‼︎」」

最近悩んでいる。








第二訓 ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう







ところ変わって、万事屋リビング。

瑞希が入れたお茶を銀時を除いて飲んでいた。

新「どーすんスか、生活費までひっぱがされて。
今月の僕の給料、ちゃんと出るんでしょーね頼みますよ、僕んちの家計だってキツイんだから」

銀「腎臓ってよォ、二つもあんのなんか邪魔じゃない?」

新「売らんぞォォ‼︎何恐ろしー事考えてんだ‼︎」

『そーよ、新八がかわいそうでしょ。売るならテメーのを売れ。
それか、お前の命を死神に売ってこいよ』

銀「何でだよ⁉︎瑞希俺なんかした⁉︎」

新「…はぁ」

『私でよかったら死神の元まで送ってあげるわよ』

新「アンタやっぱり恐ろしーわ‼︎」

銀「カリカリすんなや、金はなァがっつく奴の所には入ってこねーもんさ」

と言って、銀時はテレビをつけた。
が、どうも調子が悪いらしい。

新「ウチ、姉上が今度はスナックで働き始めて、寝る間も惜しんで頑張ってるんスよ…」

銀「アリ?映りワリーな」

『ホント、お前の未来があるなんてあり得ないな』

新「ちょっと!きーてんの?」

銀時は映りの悪いテレビを叩き、

瑞希は銀時の頭に拳銃を突きつけている。

銀「オ…はいった」

テレビでは、謎の生物の被害情報のニュースが流れている。

銀「オイオイ、またターミナルから宇宙生物〔えいりあん〕侵入か?最近多いねェ」

新「宇宙生物より今はどーやって生計たてるかの方が問題スよ」

『宇宙生物より今はお前をどうやって殺すかが問題だ』

と、話しているとピンポーンとインターホンがなった。
そして、銀時は走って行くと

銀「金ならもうねーって言ってんだろーが腐れババア‼︎」

と言って、飛び蹴りをかましていた。

『あれ、ババアじゃないわねあれ』

新「ホントですね、誰でしょうか」

『多分あれは入国管理局の重鎮 長谷川泰三よ』

新「大物じゃないすか‼︎」



と、いうのを銀時のやりとりを見ながら二人は喋っていた。
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