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□私のために争わないで!!
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「名無しさん!!勝負しろ!!」

「あーはいはい、洗濯物終わったらね」


またしてもソニックがきた
負けても負けても私に挑んでくる君の精神のタフさには尊敬する。マジで
それを見込んでおばさん達との間で行われる特売戦争に行ってきてくれないか
私あれは駄目だ。心折れる


「終わったようだな。勝負するぞ」

「えー?もうお昼時じゃん。食べてからにしようよ」

「・・・しかたない」

「冷蔵庫カラッポだから買い物いくからついてきてよ」

「なんで俺が」


とか言いながらついてきてくれる
このツンデレ加減ジェノスくんに似てるな
とりあえず、荷物持ちゲットー!



スーパーについて適当に買い物した
やっぱ平日のお昼時っていいものないね
ていうか人があんまりいなかった。おばちゃんしか
・・・若い人が二人でスーパーとかちょっと異質
買い物も終わり、二人で土手道を歩く



「昼飯は何にするんだ?」

「チャーハンかな」

「またか」

「うるさい。文句あるなら食べなくてもいい・・・よ・・・」


ブオッと隣に熱の塊が。しかもソニックのほう
これは見覚えがあるっていうか、普段私にもむけられているアレだ
うん。どうしたいきなり


「なぜ貴様が名無しさんと一緒にいる・・・!」

「ふん、一緒にいたから一緒にいたに決まっているだろう」


当然ソニックは焼却法をよけていた
ジェノスくんはなぜここに


「名無しさんに勝負を申しこみに行こうとしてたところだ」

「なんだジェノスくんも?お昼これからだし、食べてからでいい?」

「この時間でまだ食べてないとは。自堕落な生活をおくっているな」

「うるさいよ!!」


現在2時半
まだファミレス混んでる時間だろ!?だから全然お昼の時間だ


「じゃあジェノスくんとも戦うことになっちゃったし、急ごうかソニック」

「あぁ」

「待て。なぜソニックも名無しさんについて行くんだ」

「なぜって・・・これから一緒に私んちでご飯食べるから」

「なっ!?」


驚いた・・・というかショック受けたような声をだすジェノスくん
え、どうしたの


「ハハン・・・?さては金魚の糞は名無しさんの家に上がったことないな?」

「・・・!」

「図星のようだな。言っておくが俺はもう何回もご飯を共にしているぞ」


その瞬間、ジェノスくんはキレたようにソニックに攻撃した
おいおいどうしたジェノスくんらしくない激情したようなパンチだな


そんなに私んちにきたかったのジェノスくんは
さては・・・何か弱みでも握るつもりだな!?
そうはさせんぞ!!家には見られたくないあんなものやこんなものが・・・!!
絶対家に上げないようにしよう


そんなこといったらサイタマも私んち来たことないけどね
だって「行きたい」とかも言われたことないし
来たことないっていうかサイタマとジェノスくん私の家どこにあるかすら知らないし


「名無しさん!!どういうことだ!!」

「へ?」

「男と二人っきりで家にいるなど・・・おかしいんじゃないのか!!」


なんかいきなり矛先がこっちに
八つ当たりよくないよー


「いやいや、大丈夫。ソニックに襲われるとかないしっていうか私だし」

「なるほど」

「貴様!!なるほどということはどういうことだ!!俺がいつも名無しさんに負けているようではないか!!」

「え?その通りじゃんソニック」

「クッ・・・!!」


その後いつもケーキ奢ってもらってるもんね
ソニックのお財布状況どうなってる?ぐらいには
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