手鞠唄

□3月ピエロと一年生
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 乱雑に物が置かれた部屋の真ん中で、胡座をかいて考え込む少女が一人。―私です。高佐々利央です。目の前には受験票。
予想以上のグダグダスタートで申し訳無いのですが、皆さんはこんな場合どうなさいますか?
こんな場合です↓
頼んでいない謎の受験票が届きました。

A:黙って返送
B:取り敢えず宛名確認
C:破り捨てる
D:シュレッダーにかけ記憶消去

「oh・・・!!」まさかの自分宛(B選んだ
いや、こんなの知らない。何故?誰の仕業だ。
「・・・!」ここまでで犯人が一人閃く。そうだ、いる。いるじゃないかこんなとんでもない事をしそうな人が。



 利:「う・・・はぁ・・・」
移動で三分もかかった。ついでに三分走った私は馬鹿だ。 それにしてもこの邸、どれだけ広いんだろう。どうでもいい事を考えつつ呼吸を整え、2,3回ノックして部屋に入る。
利:「失礼します。」 
メ:「・・・おや、これは・・・」
まずツッコもう。おや、じゃねえ。←
メ:「どうしました、利央さん。貴方から私の部屋へ来るとは大変珍しい・・・」
部屋に入ると、無駄に長い台詞と共に養父が迎えてくれた。tkなんで書類から目も上げてないのに誰が来たかわかるんだよ気持ち悪いなぁ・・・。まあ、今それはどうでも良いとして。無視して机に歩み寄り、
利:「これは何ですか?」
養父、メフィスト・フェレスに件の受験票を突きつけた。
メ:「・・・受験票でしょう。」
当然、という顔で言われる。当然だけど。
利:「お返しします。」と言ったのは、それがこの人が理事長を務める正十字学園のものだったからだ。
―何か嫌な予感がするので、用も済んだし、さっさと退散しよう。そう思い、部屋を出かけた時だった。
メ:「よく分かりませんが、コレは私が預かっときましょう。
ま、あと一週間、受験勉強頑張って下さい✩」
利:「What?!」
メ:「え・・・ホントどうしたんです・・・」
大声を上げ振り返った私を、「mj引くわ−」
という目でメフィストが見る。
利:「あの、高校は受験しませんよ?」その為にわざわざ付属中に入ったのだ。
メ:「え?この事は夏にも言いましたし、今の学校にも伝えてありますよ?」
利:Σ(゚д゚lll)
つまりあれだ、学校に伝わってるって事は、退学するって事だか・・・考えたくない。きっとあの、随分早いエープリルフールのジョークだ。笑うべきか・・・
メ:「つまり貴方は、正十字学園に入学するしかないって事です✩」
     笑えねえよ(泣。




利「・・・て訳だ。」
 「ふぅん。結構大変だったんだ。」
入学式当日。私は同じクラスの首席入学生君と喋っていた。
利:「殺害計画かと思ったよ」
雪:「にしても一週間で特進科はすg「お−い。奥村ぁ!新入生挨拶だろ?早くいけ!」
雪:「あっはい、今行きます!―じゃ、お先に。」
利:「お−頑張れ−。」
雪男が走って講堂へ向かう。
大変だなあ、首席。


入学式後。
さっさと帰って片付けでもしなくちゃな、と思い歩っていると、
「キャ−、カッコイイ!「ねぇ、趣味は?「好きなタイプは?「ねぇねぇ今度あたしと(ry

何やら女子だけの人だかりが出来ていた。声のト-ンと内容から察するに、中身は男子だろう。これだけの人だかりを作ってるのはどんな奴だろうと覗いても、マトリョーシカみたいに女子しか見えないので、名前が出るまで待つこと一分。
「奥村君優秀なんだね-「首席入学なんて素敵-♪」
・・・ドンマイ、雪男。
中身が知っている奴だったので、そのまま帰る事にする。
そしてその時、迷子になった上更にヤバい事になるとは考えていなかった。





<後書き>(諸々の言い訳とお知らせです)
@挨拶など
作:記念すべき第一話!
利:うごメモでやってたやつの使い回し!
作:本当ははてなブログにてやらせていただく予定だったのですが、夢小説として作りたいと思い、こういう形になりました。
利:台詞がト書き風なのは、一人称が被るとどのキャラか分からなくなるからです。つまり作者がキャラの書き分け出来ないだけですw
作:悪かった。文才無くて悪かったよ・・・。
A質問、感想について
質問、感想については読者様が居るかどうかも分からない上始めたばかりで使い方も分かりません。何かしら枠が有るかと思いますので、そちらにお願いします。
Bオリキャラの名前の読み方
佐々 利央→タカササ リオ
             
  続きます、多分続きますよ・・・!!!

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