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□絶対は僕だ!!
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「絶対は、僕だ!!」



今日も朝から赤司君の怒鳴り声。
朝練の度、これを言っている…気がする。



「はぁ、うっせぇな…んな怒ってっと、折角の可愛い顔が台無し…いってぇ!!」


「うるさい、ダイキ!!僕は可愛くなどない!!!」


そして、毎回叩かれる青峰君。
彼は学習という言葉を知らないらしい。


「赤司っち、今日も可愛いっスね!ちゅーしたい…痛いっス!!」


「うるさい!!駄犬!!」


「だっ、駄犬?!」


…この人も、学習しないみたいです、黄瀬君。だから駄犬って言われるんですよ。


「赤ちーん、お腹すいたー…」


「うわっ、重いっ…アツシ重い!!退けっ」


「えー…」


毎日赤司君の背中にのしかかる紫原君。毎回本当に重そうだから、そろそろやめてあげて欲しいです。


「赤司、そろそろ練習を…」


「始めたいと思うなら、こいつらをどうにかしてくれっ!」


「っす、すまないのだよ。」


緑間君は空気を読んだ方がいいですよ。今の状況で始めれるわけないのだよ。あ、間違えました。


「ふぁ〜…だりぃ、あ?まだ始まってねぇの?…休み?ラッキー」


「灰崎、待て!!!休みじゃない!!それから、遅れてきた分練習2倍だからな!!!」


「げっ、まじかよ…つかアツシ退いてやれよ、赤司が潰れるだろ」


灰崎君、キミは救世主か。赤司君の腕を引っ張って自分の胸に抱き寄せるとか、赤司君顔真っ赤じゃないですか、可愛すぎます、マジ天使です。


「そろそろ練習を始めましょう。イグナイトかましますよ?」


さて、やっと練習を始めることができそうです。よかった。


「すまない、テツヤ…」


「いえ、あ…





お誕生日おめでとうございます、赤司君。」



「っ!…ありがとう」






end


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