あとがき



ここでは斎の小説のあとがきを
主に書きたいと思っています。


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01/04(Mon) 21:32
【柳原学園】P4〜P6更新




柳原更新!!
区切りの良い所まで複数ページ更新です(^^)


ようやく父と子の蟠り(わだかまり)が解けました!
ここから裏話も含めて、お話していきます。

実は柳原を書き始めた当初は、祐一は本当に酷いだけの父親でした。
斎もまさか約七年も柳原を書き続けるとは思っていなかったので、
登場人物たちの掘り下げを全くしていませんでした。

しかし六、七年、ようやく最後を見据え始め、
何故祐一は悠里たちにこうした苦行をさせたのだろうと
考えました。
最初の印象としては、酷い親だが効率を求める人。
しかしそれなら、道徳面は今置いておいて、
暗い部屋に閉じ込めるのは非効率的なんですよね。
そんな暇があるなら更に勉強させそう。

ここで斎が考えていた祐一の人物像に矛盾が生じるわけです。
なら、何故こうしたのか、理由があるはず。
しかし考える人物像に合うその理由が、全く、分かりませんでした。
ここはかなり時間を掛けて悩みました。
柳原の根幹の部分でもあるここが曖昧だと、
本編全体がふわふわしてしまうので、固めてから
執筆をしたいと思っていました。

そこである日、そもそも本当に、祐一が暗い部屋に
閉じ込めたのだろうかと、気付きました。
教育を他の者に任せ、ほとんど接触していなかった
祐一が、わざわざ閉じ込めるか?

そこからは早くて。
その瞬間、謎のメイドが誕生しました。
今回名前が明かされた、冴島という女。
その冴島が独断でやったとしたら、祐一の真意は?
こうして今回、ようやく真意が明かされたと言うわけです。


何回も言ってきましたが、斎はプロットを全く書いて
いないので、要所要所で詰まるんですよね。
それが長期的に更新がなくなる理由なのですが…()


しかしこうして父と子の問題が解決して、安心しました。
ここは確かに、柳原の山場の一つでしたから。
今後本編か何かで、大人組のことも書きたいと思います。
霧島と三浦、そして祐一と桐生、など。


次回は九条と悠里。
お楽しみにー


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