長編

□第1章
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エルザ様と来たクエストはモンスター退治。
まぁ、小物ばかりだし一日というより半日で終わる。


全部倒し終えたとき、だいぶエルザ様が疲れていた。


『平気ですか?』

エ「あ、あぁ。小物は小物だったんだが、量が多かったからな」

『少し腰をかけてください。治癒しますから』

エ「いや、平気だ。それより早く戻ろう。ウェンディが待っているだろう??」


優しく微笑んだエルザ様につられて自分も微笑み返事をしたのだった。



































ギルドへ戻れば、すぐに駆け寄ってくる人物が二名。


グ「ケガしてねぇか???」

ウェ「アリアさん!!」

『二人共落ち着いてください。ケガしてませんし、すぐに魔法教えますから!!』


二人をなだめて、ウェンディ様と外へ出ようとすると


ル「私もついてこーっと」

エ「私も行こう」

ナ「勝負しろやぁぁぁ!!!!」

グ「俺も行く」



結局いつものメンバーで浜辺へ。

.....どうしてこうなるのやら....。
まぁ、静かすぎるよりはいいかもしれませんが。



ウェ「スー.....!!!」

『今です』

ウェ「天竜の咆哮!!!!」



ものすごい勢いで魔力が放たれ、海の道が一瞬できた。


『すごいですよ、ウェンディ様!』

ウェ「へへ....」

『じゃあ、次は一番魔力が減る治癒をしましょうか。あ、でもケガ人いませんし....』


うーん....と唸った結果、怪我をさせることにした。(ナツ様を)



『というわけですので、ナツ様。私と勝負して大怪我してくださいね??』

ル「笑顔でサラっと怖いこと言ったわね」

ナ「よっしゃ!!!先手必勝ー!!!!」





......とまぁ、ナツ様を大怪我させました。(映像はお届けできません)



『いけますか??』

ウェ「はいっ!!!」



こうして、ウェンディ様の魔力増幅修行は無事に終えた。
もちろん、ナツ様の怪我も治りました。





ル「ナツ、平気なの??」

『大丈夫ですよ。ウェンディ様の治癒で治りましたし』


ミラ様からもらった紅茶を飲みながら答えれば、ルーシィ様は苦笑いを浮かべた。


エ「アリア、今度久しぶりに手合わせをしないか?」

『かまいませんが....。どうしたんです?急に』

エ「ナツと戦っているところを見ていたらうずいてな....。」

『了解しました。では、明日にでもしましょうか』

エ「すまない、無理を言って」


静かに首を振って、それ以上私は口を開かなかった。































嫌な予感がした。









































禍々しい何かの魔力がゆっくりとゆっくりとフェアリーテイルへと近づいていた―――






















































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