長編

□プロローグ
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私はここが嫌いのようで好きだ。

暖かくて心地いい。

だけど、眩しすぎて目がくらむ。


それでも、ここが好きだから私はここで今日も祈るのだ。




『神のご加護がありますように....』


そう祈るのはアリアハンティス。
フェアリーテイルの魔導士である。


ナ「アリアー!!!俺としょうb」

『退いてくださいねー』

飛びかかってきた人物は、ナツ様。
滅竜魔導士で火竜の異名を持つ。


ル「さ、さすがアリアね....」


この人はルーシィ様。
星霊魔導士でとても星霊に愛されていて、小説を書いているらしい。
ルーシィ様の小説、とても面白い。


グ「アリア、今日仕事どうする?」

そう聞いてきたのはグレイ。
私の兄のような存在だが、私はこの人に恋心を寄せている。
....まぁ、本人は気づいていないが。


エ「悪いなグレイ。今日は私が先約だ」


会話に割り込んできたのは、エルザ様。
S級魔導士でよく一緒に仕事へ行く。
時に、抜けていて可愛らしいお方だ。



『そうなんです。ごめんなさいグレイ』

グ「相手がエルザじゃ、仕方ねぇな」

ウェ「ああああの、アリアさん!」


少しどもりながら声をかけたのはウェンディ様。
この方も滅竜魔導士で天竜に育てられたらしい。
...あのドラゴンに育てられたから優しい子に育ったですよね....。


ウェ「い、いつ帰ってきますか??」

『そうですね、あの仕事だと今日中には終わりますが....』

ウェ「じゃ、あの、魔法を....」

『いいですよ。では、早く終わらせて来ますね』


頭を撫でれば嬉しそうに笑うウェンディ様に少し癒されてエルザ様と仕事へと。




























どうか、この平和な日々が続くようにと毎日願う私はバカなのでしょうか?

































―――憎しみはいつの間にか消え、黒い心には小さな灯り―――






































エ「...アリア?」

『へ???』

エ「大丈夫か?元気がなさそうだが.....」

『あぁ、すみません。少し心の中で歌を歌っていたんです』

エ「歌??」


『憎しみはいつの間にか消え、黒い心には小さな灯り』


エ「ず、ずいぶん暗い歌だな....」

『まぁ、暗い人から教わった歌ですからね』












































この歌が始まりの歌。


―――

あとがき

....あれ、シリアスな方向に行っちゃったね。
まぁ、気にしないのが人間というものさ←

よければ、次も見てね。

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