ボクライブ! 〜男の娘スクールアイドル!?〜
□#7 ラブライブ!
1ページ/10ページ
「ふんふーん♪」
放課後、今日は天気も良く晴れ晴れとした空色に思わず鼻歌を歌いながら部室へと向かう。
先日発表した新曲、これもまた魅力的でつい口ずさんでしまうほどだ。
タッタッタッタッ
ドンッ
「わっ」
花陽「ひゃあっ!」
ドスーンッ
陽気な気分に浸ってたのも束の間、突如角から曲がってきた花陽とぶつかり倒れてしまう。
花陽「あいたたた……」
「むぐぐぐ……」
花陽「はっ!す、すみませんせら先輩!大丈夫ですか!?」
「ぷはっ、だ、大丈夫……」
幸い怪我はなかった。が、倒れた拍子に花陽がボクに覆い被さる形になり……その……顔の上に……二つの柔らかい感触が……うん。
花陽ちゃん……以外と大きいんだn
「え、えーっと、そんなに慌ててどうしたの?」
花陽「あっ、そうです!あのっあのイベントがっ!開催されることになって、とうとう、そのっ、あのっ!」
依然花陽は慌てた様子で整理がついていない説明を続けている。
……ボクの上で。
「うん、うん。落ち着いて。とりあえずボクから降りて貰ってもいいかな?」
花陽「あああっ!ご、ごめんなさい!」
慌てて降りる花陽。ご丁寧に、立ち上がるボクの制服をぽんぽんと払ってくれた。
「ありがとう花陽ちゃん。それで、何のイベント?」
花陽「はいっ、あのっとにかく部室で説明しますっ!」
そう言うとまた走り出して行ってしまった。
何なんだろう……?
とにかく部室へ行ってみよう。