恋に落ちた海賊王*ナギ
□Drunk!
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〜ナギ目線〜
※ヒロインちゃんキャラ崩壊につき注意
今日もシリウスでは、満月恒例の宴が行われている。
ナギ『お前飲みすぎだ。』
そう言ってあゆみからお酒を取り上げるナギ。
それもそのはず、あゆみが気に入って飲んでいたお酒は甘くて飲みやすいものの、非常にアルコール度数の高い物。
調子に乗って飲みすぎたあゆみは当然、酔っ払ってしまっていて…。
「ナギしゃんのバカー!まらまら飲めましゅ!」
ぷぅっと頬を膨らませてナギの胸をポカポカ叩くあゆみ。
こんな姿も可愛いと思ってしまうのは惚れた弱味だろうか。
しかし彼女に魅了されているのは自分だけではないのだから、これ以上飲ませたくないと思うのは当然で。
ナギ『おい。』
ナギが腕を掴もうとすると、あゆみはスルッと交わしソウシの元へ行ってしまう。
「ソウシしゃ〜ん!ナギしゃんがいじめるろ〜!」
そう言ってソウシに抱きつくあゆみ。
ソウシは一瞬驚いた顔を見せたものの…
ソウシ『よしよし、可哀想に。ふふっ』
慰める素振りを見せながらも、ちゃっかり抱きしめているソウシは何だか嬉しそうだ。
ナギ『…チッ』
すぐに引き剥がしに行きたいという気持ちもあるが、あゆみはソウシに惚れているのかもしれないと思うと、それを止める権利はないと悩むナギ。
二人の姿に苛々が募り、睨みをきかせて酒を飲むナギ。
誰が見ても苛々しているのは明らかだ。
ソウシ(ナギってばあんなあからさまに苛々して…そろそろ離れてあげないと可哀想かな?ふふっ)
このまま抱きしめていたい気持ちも山々だが、ナギの気持ちを思うとあまり意地悪できないと、ソウシがあゆみから体を離すと…
トワ『あゆみしゃ〜ん!』
そのタイミングを見計らった様にあゆみに抱きつくトワ。
「あんっ…」
『『『!!!』』』
抱きつかれた瞬間出たあゆみの声は、普段からは想像できない様な色っぽい物で、男達は釘付けになる。
そしてあゆみは頬を染めて一言…
「トワくんのえっち…」
ブーッ!!!
ピュアなトワには刺激が強すぎたのか…鼻血を出して倒れてしまった。
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