ようこそ、「太陽」へ!

□ようこそ、「太陽」へ!
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2010年 4月3日。

只今朝礼でございます。

奈「今日からここで働いてくれる事になった海音ちゃん。こう見えてあたしの親戚の子供なのよ?大学まではパティシエとして学んでたらしいから厨房はまかせられるわよ?まあ、わからない事だらけだから教えてあげてね。なんせこのコ抜けてるとこがあ...」

シュッ

新入りの彼女の行動にみんな目を丸くしている。だって...いま...回し蹴りしたよね?
だが御構い無しに彼女は
海「もう...なっちゃんったら最低っ!抜けてなんかないって!」
そういいながら俺たちの方に向き直って
海「朝比奈海音です!よろしくお願いします!」


...こりゃすごいヤツがこの店にきたもんだ(笑)



スタッフルームにて。


佳「ねーねー!あの子すごくなかった?まさかなっちゃんを回し蹴りするとはおもってなかったよねー」
未「あーあれやろ?ビックリしたわー!まさかなつはんをけるなんてなあ、さすが親戚ってことやな!」
松「でもよぉ、あんなヤツに厨房任せてよかったのかよ?」
佳「まあのりさんがいるから大丈夫なんじゃない?」
未「のりさん回し蹴りされとったりしてなー!ニノどーおもう?」

二「んぁ?あー海音っつーやつ?まあなっちゃんの親戚なんだし大丈夫なんじゃねーの?」
松「えーなになにー?あって間もない人に気を許すなんて珍しー」
佳「もしかして一目惚れ?」
二「ちがう!」
3人「ははは(笑)」
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