ハイキューBook

□蜘蛛に恋した蝶の話
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北川第一中学校バレー部の部活後
今日も及川は自主練のために体育館に残っていた

最近は影山も遅くまで練習して帰ることが多い

影山は時折及川の方を見ている

教えてやらないから見て技を盗むつもりなのだろう

及川もそのことは咎めなかった

用事で岩泉が先に帰ってしまったので
今日残っているのは及川と影山の二人だ


「飛雄ちゃんそろそろ帰る?」
及川は影山の形のよい頭を撫でながら聞く

「うっす!!」

その言葉を聞いて影山は顔を赤らめ片付けを始めた


影山は周りに落ちているボールを全て抱えて体育倉庫に向かう


「無理しちゃ駄目だよー。2回に分けても良いんだからね?」

「あざっす!!でもこれくらい大丈夫です!!」

「…そう」

トテトテとたくさんのボールを抱えたまま走っていく影山

「危なっかしいなぁ…」

そう思って目で追っていると

影山が体育倉庫に消えた途端
ガシャーンと
不穏な音が聞こえた

「やれやれ」

及川が溜め息をついて体育倉庫に向かう

中に入ると影山はバレー用のネットに絡まり身動きが取れなくなっている


その姿は蜘蛛の巣に捕らえられた蝶の様だった

「…及川さん…助けてください…」

「飛雄ちゃん、そんな可愛いことして…襲われたいの?」

影山が蝶なら及川は蜘蛛だろう
目の前の最高のご馳走に舌舐めずりをした

「…へ?」

及川が近付きうつ伏せの影山に覆い被さる

するといやいやと唯一動く腰を振って暴れる

「…及川さん!!重いです!!退いてくださいっ!!」


「飛雄ちゃんったら…お尻振っちゃってエッチだなー」


影山の抵抗をものともしない及川は影山のユニホームの中に手を滑り込ませる

「いや…やめてください…」

しかし影山の乳首を優しく刺激してやるとすぐに抵抗は無くなった

「っくン…、ぁふッ…なにこれぇ…っ」

くるくると円を描いてみたり
摘まんだり押し潰してみたり
触れるたびに影山の口からは甘い声が聞こえる

「ひぁっ・・・んン・・・ッあぁ、あん・・・んやぁ」

気を良くした及川はズボンの中の影山の自身に手を添えた

「ふぁあっ!なに・・・ッ!?」

影山の自身に触れてみるとそこは皮を被っている

「及川さんが皮剥いてあげるね?」

「あっ、ン・・・ふぁ、剥かないでぇ…ッ!あん、こわいぃ…っ」

及川が手を動かす度にビクビクと震える影山は顔が真っ青になっている

「大丈夫だってー痛いことはしないからさ」

そう言って先端から滲み出ている汁を塗り込みながら影山の皮を剥いていく

「ぁッ・・・な、に?嫌だ!んぁっソコ、やだぁ・・・っ」

「飛雄ちゃん。綺麗に剥けたね」

先端をくるくると撫でながら言う

拒絶しつつも影山の先端から溢れだす先走りの止まる様子は無い


「及川さんがもっと気持ちいいことしてあげるね」

そのまま影山のお尻の穴に触れる
先走りの滑りを借りて浅いところを掻き回す

ネットに絡まっているので十分な抵抗は出来ない

「やっ、やらぁ…!うっ、動かさないで、動かさないで下さぃぃ…!」

穴はきゅっと締まり腰はガクガクと震えている

「はっ、も、苦しい…!あぁン、助けてぇっ」

影山は先走りをだらだらと垂れ流しながら言う

「…もう先走りは要らないや」

潤滑剤はもう必要ないくらい
影山の後ろは濡れていた

なので及川は影山の自身にハムのように輪ゴムを巻く

「ひぃッ!やぁっヤァあー!!助けてッ助けてッッ!!!!」

先走りが思うように出せなくて苦しいのだろう
影山は涙を流して懇願する

「今からイイトコロ見つけてあげるからね」

「ふぁ…苦しいぃ…っ」

内壁を指の腹でごりごりと擦られ
影山は切羽詰まった声を出している

その時

「ひぎっ…んあぁ!あんっあぁんッそこだめェ!」

そこを押すと変声期の影山が女のような声を出して鳴き始めた

「ここだね?」

「やっ!やめてっ!あっあんっ!!」

「飛雄ちゃん。このままじゃイけないよね?」

及川は輪ゴムの巻き付いた影山の自身を撫でる

「いや、ぁッ…イかせてぇ…ッぁああアッー…」

「犯してくださいってお願い出来たら楽にしてあげる」

「そんなこと言えない…」

「言わないとずっとこのままだよ?ほらっ」

「ひぁッ、ア、だめあっあっあぅぁッ、やッ!・・・―ッ!!」

空イキしたのだろう
太股はビクビクと震え内壁はどくどくと波打っている

「やらっ…、もうやだぁ…!イ、…イカせてくらさいぃ…ッ」

「お願いの仕方教えたよね?」

「いや、ぁッ…勘弁して…ッぁああアッー…」

「言えるまでこのまんまだよ?」

このままだと辛いと分かった影山は
ついに折れた

「うぅっ、ヒィ…ッあ、あ、犯してぇ…!犯してくださいぃ…!!」

「良いよ。嫌と言うほど犯してあげる」

及川はジャージを脱ぎ
自身を露にした

そのあと今にもはち切れそうな影山の自身に巻き付いた輪ゴムを外す

十分に解した穴は容易く及川のものを迎え入れる

「あっ、ン・・・ふぁ、ッぅん、あ、は・・・っ」

この時及川は気付いていない
影山が目元を赤く染め口からは涎を垂れ流し恍惚とした表情で突かれていることを

「ひゃう!も、もっと犯してぇ…っ」

快楽によって蕩けた影山の頭は
それ以外のことを考えることができない


「あ・・・あっ、やだ・・・ッいく、ッイくって・・・―!んぅっン!ぁああアッ・・・―ッ!!」
影山は太股を痙攣させ
いっそう高い声をあげて果てた

それを追うように及川は影山の中に
精を放った

「っはぁん、いっぱい出てるぅ…っ」



その言葉を聞いた及川は萎えた自身がまた臨戦状態になるのを感じた

及川は影山の耳元で甘く囁く
「もう1回、しよ?」

「…はい」
及川に負けないくらい甘い声で影山は答えた





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