ハイキューBook

□夜に俺の部屋に来た飛雄ちゃん、襲っていいよね?
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その夜、及川は受験生なので夜遅くまで勉強をしていた

ひたすら過去問を解いていると
とうの昔に日付が変わっていることに気付く

「そろそろ寝るかぁ…」


勉強道具をしまっていると
ガラッと網戸が開けられる音がした

…まさか不審者!?

及川の家は私立の青葉城西に通わせてくれる予定になっているくらいだから
所謂金持ちなのである


背筋にヒヤッとしたものが流れた


恐る恐る網戸の方を振り返ると…



そこには
黒い髪に大きなアーモンドのような目
及川のクソ可愛い後輩こと影山飛雄が窓のさんに腰掛けていた


及川と目が合うと
網戸を締め、無言で及川の方に近付いてくる

及川の目の前、抱き締められそうな距離まで近付いた

「飛雄ちゃん…?どうし…」

及川の問いかけに影山は唇の前で人差し指を立てる

喋るなという意味だと理解した及川は指示どうりに黙り込んだ

その様子を見た影山はちょんと爪先立ちをして目を瞑ったまま及川の唇にちゅっと可愛らしい音をさせて吸い付いた

国見が教えてくれた通りに
及川に口付けたが
唯一違うのはここが部室ではなく及川の部屋だということだ

漢字を読み間違えているのだが
そこは影山飛雄ということでご愛敬だろう


「可愛いよ。飛雄」


影山の天然煽りに及川はご満悦のようだ


クソ可愛い影山がわざわざ自分に食べられるために及川の部屋にやってくるなんて
鴨が葱を背負ってきたようなもの


及川は偶然敷きっぱなしになっていた布団に影山を押し倒した


「んぁっ…」


国見が言っていたことが現実になって
影山は喜んで及川に押し倒された

「可愛い飛雄ちゃんにはもっと大人のキス教えてあげる」

及川は影山の指に指を絡め
唇にかぶり付く

そして影山が呼吸も出来ないくらい激しく口内を掻き回す

「ふっ…んん…んぁ…っ」



流石に酸欠になると思って唇を離すと
影山はデロデロに蕩けていた

ピンク色に色付いた唇からはどちらのものか分からない唾液が垂れており
頬はほんのり朱を挿している


「飛雄ちゃんがこんなにエッチな子なんて知らなかったよ」


及川が影山の服の中に手を入れると
影山はいやいやと及川の胸板を押す

僅かな抵抗だがそれが一層及川を煽った

「可愛いね。全然抵抗になってないよ?飛雄ちゃん」

影山は唇を尖らせて不満そうな顔をする

「…おれも…及川さんを…気持ちよくしたいです」

影山からこんな言葉が聞けるとは思って無かったので及川は赤面している

そんな及川の自身に影山はズボン越しに触れる

「…おっきい」

影山は恍惚とした表情をしている

影山は直ぐにチャックを下げて出てきたそれに手を添えパクンとくわえた

影山の端麗な顔と及川の黒く波打つものが対照的で

赤い舌でペロペロと舐めるだけで及川の自身にはどんどん大きくなる


くわえたり舐めたりして及川の自身は今にも白濁を吐き出しそうだ

「ん…飛雄ちゃん。そろそろ出るから止めていいよ…」

満足そうに影山の髪を撫でたが影山は及川のものをくわえたままだ

「ちょ…そろそろヤバイ…離して…」


「…いやれふ…んっ」

影山は一向に離そうとしない

及川の先端から染み出すカウパーさえ
飲み下せずに口の周りが涎だらけになっているのに
どうして白濁を口の中で受け止めるというのだろう

「飛雄…無理しなくていいからさ…」

「んぁ…おひかわはんの…せーし…ほひぃれす…んんぅ」

その言葉を聞いて及川は耐えられずに影山の口の中に勢いよく出してしまった

「んぁっ!!…及川さんの…いっぱい出てる…」

口元に飲みきれなかったものを垂らしたまま影山は呟いた

「ちょっとちょっと!!いっぱい出てるじゃなくってさっ!!早く口の中のもの出して!!」

「あー」
影山は口を開けて及川に見せる

赤い口の中に白い及川の出したものが
含まれていた


「それだよっ!!今からティッシュ持ってくるからさ!!ペッしなさい!!」

慌てる及川の言葉も聞かず
影山は口を閉じてゴクンと飲み込んでしまった

及川は青ざめている

「…俺…幸せです…」
そう言いながら影山はというと頬をピンク色に染めトロンとした目で及川を見つめていた

影山はそのまま及川に擦り寄ると
自身のズボンとパンツをずり下ろし
太股に乗っかった

そして及川の自身を手で固定しながら
穴に埋めていく

「んぁっ…おっきぃ…」

口を僅かに開けて影山が喘ぐ

「飛雄ちゃん!?何してんの!?」

「んんぅ…及川さんと…えっちしてるんです…あうっ!!」

「そうじゃなくて!!」

「あっ!!だめぇっ!!んあぁあァァアーッ」

少し及川が動いてバランスを崩した影山は一気に及川のもので串刺しにされてしまう

白い液体で腹を汚しながら影山は果ててしまった

「飛雄ちゃん!?痛くない!?大丈夫!?」

「ぁふッ…気持ちよかった…れす」

涎を垂らしながら影山は満足そうに答える

「及川さん…もっと動いてくらさぃ…いっぱい中に熱いの出して…」

イったばかりなのに影山は腰を上下にヘコヘコ動かしながらおねだりする

「…どうなってもしらないからね!!」

影山の誘惑に耐えられなかった及川は
影山を押し倒し影山の中を激しく掻き回した

「ぁっ…ぁあんっ!!…激しぃ…んっ…んぁあっ!!…はぁっ…ふ…」

淫らに乱れる影山に欲情して及川は
影山の白い肌にたくさんのキスマークをつけた

「ひゃう!も、もっとぉ…!!跡付けてぇ…っ」

「えっちで可愛いよ…飛雄」

こんな可愛いおねだりをされて及川は更に
赤い印を付けた

「やぁっ!!及川さぁんっ!!もっとぉ…ごりごりしてぇぇ…!!んあぁっ!また精子でるぅ…」

影山の淫らな言葉に及川は影山と一緒に精液を吐き出した

「っはぁん、いっぱい出てるぅ…っあぁあー!」


何度もイっていくつもキスマークを付けられた影山は暫く
幸せそうに及川の布団で寝転んでいたが

「及川さん…お邪魔しました」

そう言って窓の網戸を開けて暗闇の中に消えてしまった

「…行っちゃった…」

あの影山が自分の部屋に来てしかも
いやらしいことまでしてくれるなんて…


一時の夢のような時間に及川は幸せな気持ちで眠りに就いた
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