創作小説

□制限脳ーリミッターー
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1 プロローグ

薄暗い部屋で、眼鏡に青いライトをちらつかせながら
キーボードを叩く音が響く。
その時、ぴたっと音が止んだ。
数秒の静寂。
しかし、それはその男にとって何時間にも感じられた。
すると、青白く光る液晶画面に、文字が表示された。

『COMPLETE NANO2』

「…成功だ」
その男は、口元に笑みを浮かべ言った。
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