死神
□マリオネット
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「は…んぁ…」
夜の帳も深まるころ
九番隊隊首室に女の淫らな声が響く
「綺麗だ…」
そう男がつぶやけば
女は閉じていた瞳をうっすらと開き
口に弧を描き男を見つめる
「もっと、みせろよ」
言葉と同時に襟元に手をかけられ
開かれる胸元
服の上から触れていた手をするりと
中に入れ、死装束をはだけさせる
「ぁっ…」
男の手が女の象徴ともいえる部分に
やんわりと触れる
まるで感触と形をを確かめるかのように
下から上へと触れる
「ゃっ」
「なら、やめるか…?」
ニヒルな口元が意地悪な言葉を紡ぐ
ほてり始め、うずき始めた身体に
それはまるで悪魔の言葉で
「やめちゃ…や///」
そういって目の前の男
修兵の頭を抱えこむ
「上出来」