―――Ich denke nur an dich(貴方の事ばかり考えているの)―――
其の意地悪な指先も
突き刺さる様な熱い視線も
まるで麻薬の様に
私を惑わせ狂わせる。
―――――
※求めたくないのに飢えた身体は憎い男を想って疼いてしまう
※そうして、憎い男のネクタイの匂いを嗅ぎながら懸命に熱を追っていると
※急に閃一さんの声が聞こえて来てビックリさせられてしまう
※意地悪く、ずっと居たのに気付かないなんて。とからかう
※そして物足りないなら相手をしてやっても良いと上から目線で誘ってみせるが
※見られていた事に羞恥を覚え、消えたい気持ちにさせられる美里さんは何も答えず
※そんな美里さんに欲情してしまった閃一さんは俺が欲しかったんだろう??とわざと耳元で囁いて煽る
※毎夜薬物を投与され、既に快感にはどうしようもないくらい抗えない美里さんは思わず泣きそうになってしまう
※其れでも、自分は貴方の玩具じゃない。と真っ向から拒絶するが
※可愛がってやるから黙って抱かれろ。と強引に口説き落とす閃一さん
※其の強引だけれど力強くて雄を感じさせるセック/スにだんだん虜にすらなっていく美里さん
※欲しかった快楽を与えられ、足を閉じる事さえままならなくなり
※其の内何も考えられなくなっていく
※此の瞬間だけは、此の男に支配すらされていたいとさえ思ってしまう様に‥‥
※夢心地のまま、ぽつりと閃一さんの名を呟く
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