井浦くんと
□基子ちゃん
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えーっと。ひーふーみーよー…。
あら、今日は五人。
なんか最近喧嘩相手が増えてるようなそーでもないような。
「…………高遠?」
「ん?…………あ、」
井浦。
────────
「………ありがと、」
「いやいや、いーって」
なんか、井浦すげぇテンション低い。
引いた?こんな俺見て引いちゃった??
「あの…井浦?」
「んー?」
「………俺嫌われちゃってる?」
「え、ん?いやいや嫌ってないよ?」
「あー…そう、そか。ならいんだけど」
よかった。嫌われてなかった。
「おにーちゃん、麦茶持ってきたんだけど」
「あ、もと」
ん?んんん??
「井浦がスカート履いてる。あ、え?でもかわいい。井浦より」
「………お前ほんとにどーゆう好みしてんの?」
「おにーちゃんそれどーゆう意味よ」
「ええええ、なにこれかわいいハグしていーい?!」
「…………高遠ちょっと落ち着け」